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「アイ・アム・サム」から数年、大人になったダコタ・ファニングの主演映画「17歳のエンディングノート」

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アイ・アム・サムから数年、大人のダコタ・ファニング、主演映画、17歳のエンディングノート
今日ご紹介するおすすめの映画は「17歳のエンディングノート」です。

限られた人生を謳歌しようとするヒロインを演じるのは、天才子役としてキャリアを重ねてきたあのダコタ・ファニングです。

タイトル:17歳のエンディングノート
原題:17 years old Ending Notes
製作年:2012年
製作国:フランス
上映時間:103分
ジャンル:青春ドラマ、ロマンス
監督:オル・パーカー
出演者: ダコタ・ファニング、ジェレミー・アーヴァイン、パディ・コンシダイン

あらすじ

白血病で余命宣告を受けたテッサ(ダコタ・ファニング)は友達もできずに引きこもる日々を過ごしていましたが、17歳になり死期が迫っていることを悟ります。
残りの人生を精いっぱい生きるべく、彼女は死ぬまでにしてみたい事柄のTO DOリストを作ります。
アイ・アム・サムから数年、大人のダコタ・ファニング、主演映画、17歳のエンディングノート
そのリストの内容には、普通の高校生が思いつく、「恋愛」「お酒を飲む」「刺青をいれる」など、今の若者が当たり前にしていることばかり。
作成したリストの内容を実行していく中で、隣に引っ越してきた青年アダム(ジェレミー・アーヴァイン)に恋をします。
最後までいつもテッサの側にいるのは、懸命に治療法を探し続ける父親と、看病も出来ない母親。

かたちは違っても娘に迫る現実を受け入れられない両親と裏腹に、過酷な現実を受け止め、残された時間で一生分の経験をしようとするテッサの日々は、思いがけない恋によって変わっていきます。
ラストにテッサが見つけた答えは「人生は“今”を輝かせることの連続」ということ。
私たちには人生はいつ周忌がくるかは予想できませんが、1日1日はとても貴重で、後悔しないように自分のやりたいことを全うしたいと感じました。
アイ・アム・サムから数年、大人のダコタ・ファニング、主演映画、17歳のエンディングノート

最後に

この映画は不治の病で余命9か月の少女が、残りの人生でしてみたい事柄を実行していく中で予定外の恋に落ち、生きる意味を見いだしていく人間ドラマです。
好青年の清潔感を漂わせるジェレミー・アーバインとの恋愛も清らかで、初々しい感じが好印象です。
病気を患い残りの寿命を全うするストーリーは良くありがちですが、この映画は登場人物や景色が美しく、そこまで重くありません。
親子の絆にも号泣させつつ、生きる喜びは誰かを愛し、愛されることにあるのだと素直に思わせてくれる傑作です。

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