ヴィジョミアをご覧のみなさんこんにちは。
ここ2週間ほどで一気にベトナム旅行記をアップしましたが、そのほとんどがカフェやレストランばかりでしたね。
今回は0歳の子供もいたので、あまりベトナム料理に挑戦できなかったのが残念。
ベトナムといえばやはり「Pho(フォー)」ですよね。
豚骨とエビのダシのスープに、エビのすり身か蟹のすり身のどちらかを選べる「バンカン」や、北部でしか食べられない名物料理で、米粉の麺にビーフシチューをかけた「フォーボーコー」など有名ですよね。
しかし、ベトナム中部地方に伝わる名物も多々あります。
現在ではベトナム全土で食べることができるものがほとんどですが、ダナンやホイアンでは他とは少し違った食べ方をするのが特徴のようです。
ヌードル
1、ミークアン(ホテルの朝食)
ホイアンやダナンなど中部地方を代表する料理。
地元の人は週に2、3回食べる料理なんだとか。
麺はフォーと同じようなつるつるとしていて、カオラウより食べやすいです。
少量の特性タレに、レタス、香草、豚肉、ハム、海老、クラッシュナッツ、ライスペーパーを揚げたものが入っています。
2、フォー(35,000ドン)
米粉を使った半透明の麺で、きしめんのように平らな麺。
コシは少なく、つるんとした食感が特徴です。
野菜でスープをとる「ブンチャカ」に似ています。
とてもさっぱりで、素材の味が生かされるシンプルな一杯です。
3、カオラウ(50,000ドン)
ホイアン名物の郷土料理。
ボソボソとした喉越しの悪いヌードルです。
その上に海老、豚肉、レタス、もやし、香草、揚げたライスペーパー、ピーナツなどがのっています。
タレは甘めの醤油に唐辛子、八角のような漢方が入った特製ソースがかけられ、ベトナムのサラダうどんと言った感じです。
お好みでヌックトゥやライムをかけて食べるそうです。
ソウルフード
4、バインミー(25,000ドン)
米粉入りのモッチリしたフランスパンに、レバーパテを塗って、チャーシューやハム、野菜の甘酢漬け、香草などを挟んだサンドイッチ。
店によって具材が異なり、ソースのアレンジも多彩。
バイン・ミーは路上で気軽に購入でき、ベトナムのソウルフードといえます。
路上で買えば15,000ドンくらいです。
迷ったら全部入りの「バイン・ミー・タップ・カム(Banh mi thap cam)がおすすめ。
5、豚の串焼き(2本/15,000ドン)
ホイアンの路上で店を出して売っている、炭火焼の焼き豚。
タレに浸かっていて、ご飯が食べたくなります。
お酒の肴にも合うかもしれません。
6、海老餃子(25,000ドン)
レストランでは”ホワイトローズ”という名前がついた料理で、中部の伝統料理の一つ。
天秤を背負ったおばさんが、街で売っていたものを購入。
ぷるぷるとした食感や味付けは日本人向きです。
タイにも同じ食べ物がありますが、タイの方が美味しかったです。
7、生春巻きとバインセオ(50,000ドン)
ライスペーパーで豚肉や魚介、野菜、ビーフンなどを巻いた生春巻き。
刻んだピーナッツがコクを出してくれます。ピリ辛の甘酢ソースで食べるのがベトナムスタイルです。
ベトナム風お好み焼きといわれるバイン・セオは、米粉とココナッツミルクの生地で野菜を挟んだクレープのような料理。
黄色い色はターメリックを使っているからなんだとか。
生地は結構油っぽいです。
エビとモヤシがあらかじめ一緒に包んでありますが、野菜や香草と一緒にライスペーパーに包んで食べるとあっさりとして食べやすいです。
8、揚げ春巻き(2/10,000ドン)
ベトナム語ではチャー・ヨーと呼ばれるこの揚げ春巻き。
ライスペーパーでエビのすり身や豚の挽き肉などを包んで揚げた日本人の口にも合う料理。
もともとホーチミンなどベトナム南部の名物料理。
甘酸っぱいタレにつけていただきます。
9、コム・セン(25,000ドン)
ベトナム風のチャーハンといった感じです。
ご飯ものも充実しているベトナムで、ぜひ食べたいのがハスの実入りチャーハンのコム・セン。
豚肉やエビ、野菜などをハスの葉で包んで蒸しています。
黄色い色はガックというフルーツを使ったソースを使っているからなんだとか。
ドリンクとスイーツ
10、ベトナムコーヒー(12,000ドン)
ベトナム滞在中、何度飲んだかわからないくらいの頻度ででてくるコンデンスミルク入りのコーヒー。
ダナンのミーケビーチにあるコーヒースタンドで飲んだベトナムコーヒーは格別でした。
価格もお店で注文するより半分の値段。
プラスティックの椅子とテーブルが適当に置いてあるだけですが、目の前にはビーチが広がり潮風が心地よかったです。
11、チョコレートクロワッサン(48,000ドン)
クロワッサンは大きくお得感がありますが、中に入っているチョコレートは気持ち程度。
生地はしっとりしていて、バターが効いています。
フランス統治の名残でバケットやクロワッサンが本当に美味しいのがよかったです。
12、ミニドーナツ(2個/54,000ドン)
ホイアン旧市街の外れの多通りにあるベーカリー。
オープンエアスペースに椅子とテーブルも用意されています。
価格は高め。
味は普通でした。
13、豆乳(25,000ドン)
暖かいお豆腐にジンジャーが効いたシロップをかけていただきます。
体を温め、脂っこいベトナム料理に飽きたら丁度いい一品です。
14、チェー(10,000ドン)
ベトナムのローカルスイーツの代表チェー。
シロップに蓮の実、タピオカ、さつま芋と氷がはいっています。
リーズナブルでサクッと甘いものを口にできるので、旅行者にもおすすめです。
隣で暖かいチェーを食べている人がいましたが、そちらも美味しそうでした。
ひよこ豆、緑豆ぜんざい、もち麦、小豆やフルーツが入ったチェーもあるそうです。
15、マンゴー餅(25,000ドン)
200年前に中国から伝わり、現在はホイアンの伝統菓子になっているそうです。
マンゴーケーキと英語で書いてありましたが、マンゴーは一切はいっていません。
名前の語源はマンゴーの形に似ているからなんだとか。
外見はもちもちでとても柔らかく、中にはピーナッツ餡が包まれていてなかなか美味しかったです。
最後に
いかがでしたか?
ベトナム中部には様々な料理があります。
また、ベトナムは肥満率が男女ともに世界でもっとも低い国。
米粉を使ったシンプルな麺料理が多いからでしょうか。
お花を鍋に入れて食べる美食鍋「花鍋」を食べる習慣もあるそうです。
東南アジアの中でも様々な文化が入り混じり、多種多様な料理が楽しめるのが、ベトナムの魅力の一つだといえます。