前回に引き続き、横浜ワールドポーターズの『Tullys/タリーズ』のコーヒースクールに来ています。
『Tullys/タリーズ』のコーヒスクールは、店舗により開催されていない場所や、人数が少ないと延期になったり、店舗によって開催時間も異なります。
料金は1回2,000円で一人から受講できます。
ホームページ www.tullys.co.jp
たまたま家から一番近い店舗がワールドポーターズの『Tullys/タリーズ』で、自動的にここに決めましたが、ここの講師の方はとても気さくで、どんな質問にも真剣に答えてくれます。
1,コーヒーベルト
コーヒーベルトとは、北回帰線と南回帰線に挟まれた、熱帯・亜熱帯の地域でコーヒー産地の集まる一帯のこと。
そのうちの中南米、アジア、アフリカに大きく分かれます。
2,エリアごとの特徴
中南米
■特徴
さっぱり、爽やか、飲みやすい、万人受けする、あまりブレンドしない
■産地
ブラジル(世界第一位)、ジャマイカ(有名なのはブルーマウンテン)、ガテマラ、コスタリカ、メキシコ、コロンビア
インドネシア
■特徴
どっしり、まったり、くせのある、酸味がない、インスタントや缶コーヒーに使われる
■産地
スマトラ島(有名なのはマンダリン)、スラウェシ島(有名なのはトラジャ)、ジャワ島(ロブスタ種)
その他のアジア圏だと小豆島、沖縄、ベトナム、インドなど
アフリカ
■特徴
程よいボディー、飲みやすい、花のように香り高い、スパイス、フルーツに例えられる
■産地
エチオピア(有名なのはモカ)、ケニア、タンザニア(有名なのはキリマンジャロ)、ルアンダ(有名なのはカラバン)、イエメン
3,コーヒーの木から豆になるまで
コーヒーの元となる赤い実はコーヒーチェリーと呼ばれ、チェリーの種子がコーヒー豆になります。
コーヒーの木はもともと6ー8mの気ですが、収穫の為に2ー3mまで切ってしまう。
もう一つの特徴はそばに背丈の大きな木を植え、コーヒーの木を日陰にする必要があります。
実になるまで3年を要し、通常の豆は半分平坦で潰れた形ですが、ピーベリー(PB)という丸い形の一つ豆は最も貴重な豆と言われています。
4,新鮮なコーヒーの選び方
焙煎により酸化が始まり、ガスが発生する。
そこで店頭に並んだ豆の袋にご注目していただきたい。
袋がパンパンな程、ガスが発生し新鮮なコーヒーと言えます。
最後に
知れば知るほど大好きになってしまうコーヒーのルーツや産地。
少しでもコーヒーの知識があると、普段の生活でも生かされ、上質なコーヒーを日頃から飲むことができるので、ちょっと得した気分になります。
横浜ワールドポーターズの『Tullys/タリーズ』の講師の方々は終わった後も、熱心にコーヒーの説明をしてくれて、コーヒーの知識がゼロの人でも、気軽に参加できると思います。