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話題の著書!芥川賞を受賞作「火花」ピース又吉さん

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話題の著書、芥川賞受賞作、火花、ピース、又吉
今日ご紹介する本は、又吉直樹さんの「火花」です。
タイトル :火花
著者 :又吉直樹
出版社 : 文藝春秋
出版日 :2015年3月11日
Kindle価格 :500円
ジャンル :文学

又吉直樹(またよし なおき)

1980年大阪府寝屋川市生まれ。
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のお笑い芸人。
コンビ「ピース」として活動中。
2015年「火花」で第153回芥川賞受賞。
著書に「第2図書係補佐」「東京百景」、せきしろとの共著に「カキフライが無いなら来なかった」「まさかジープで来るとは」、田中象雨との共著に「新・四字熟語」、堀本裕樹との共著に「芸人と俳人」がある。
ウィキペディア: 又吉直樹

内容紹介

話題の著書、芥川賞受賞作、火花、ピース、又吉
第153回芥川賞を受賞、累計発行部数251万部という異例の大ヒットとなった又吉直樹さんの「火花」。
主人公はお笑い芸人2人。
売れない芸人徳永は、師として仰ぐべき先輩神谷に出会います。
そのお笑い哲学に心酔しつつ別の道を歩む徳永。
笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。
神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した。
人間存在の根本を見つめた真摯な筆致が感動を呼びます。

「文學界」を史上初の大増刷に導いた話題作。

以前からずっと気になっていて、ようやく読む機会がやってきて結構期待して読み始めました。
しかし、思ったほどでは無かったと落胆するのは否めません。
芸人を目指している人なら理解できるのかもしれません。
自分に置き換えて、冷静に自己分析している感じが読み取れ、お笑い芸人に対する愛が溢れているところは又吉さんらしい感じがしました。
また、決して上から目線ではないのも好感がもてるところ。
人間の心情的な部分を揺さぶり、読み進めていくと又吉さんの世界観や言葉に引き込まれるはずです。

最後に

ものすごく評価が難しい作品だと感じました。
だらだらと活字が並んでいるだけのようにも感じる反面、お笑い芸人にしか出せないユーモアさもあります。
読んでいると控えめで心優しい著者の人間性が見えてきて好感がもてます。

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