Moms & Kid

「産後のママの身体」1人で頑張りすぎないで!

更新日:

産後、ママ、身体、1人、頑張りすぎない

長くて辛い妊娠時期を乗り越え、尋問のような痛みに耐え、ようやく我が子に対面できます。

お産は見た目にはわからなくても、母体は大ケガ同然のダメージを負っています。

入院日数は施設によって違うものの、日本では3日以上の入院が一般的ですが、海外では産んだ当日に退院しなければならない国もあります。

国によって状況は様々ですが、1週間近く入院させられるのには理由があります。

また、退院後慣れない子育てに追われ、自分のことが何も出来ない、子育ての悩みを吐き出せないなど小さなことの積み重ねで大きなストレスになってしまうケースが非常に多いです。

退院中

産後、ママ、身体、1人、頑張りすぎない
退院診察と血液検査などの結果次第で退院日が決まりますが、基本は経腟分娩/5~7日、帝王切開/8~12日です。

退院診察でママの貧血、産褥熱(さんじょくねつ)、膀胱炎・腎盂腎炎といった感染症の兆候などが見られた時や、お産の状況などで母体の状態をチェックします。

赤ちゃんも黄疸など健康状態が原因で長引くこともあります。

中には経産婦で産後の経過が良好な場合などは、入院期間が短縮されることもあります。

退院後

産後、ママ、身体、1人、頑張りすぎない
産後2週間経つまでは、できるだけ家事はせず、赤ちゃんの世話のみに専念。
産後3週間経ったら、体の様子を見ながら負担の少ない家事から少しずつ始めるのがベスト。

1ヶ月健診で大丈夫と診断されるまでは万全な体調とは言いきれません。

疲れたらすぐに休むようにし、無理のない範囲で体を慣らしていきましょう。

また、出産後の回復には個人差があり、治療が必要になる場合もあります。

発熱、下腹部痛、頻尿、腟から鮮血のような出血などの具体的なトラブルがあったときや、心身の健康に不安があるときはかかりつけの主治医に診てもらいましょう。

メンタルサポート

産後、ママ、身体、1人、頑張りすぎない
赤ちゃんと対面して、大きな喜びの反面、育児についての不安を具体的に感じることもあります。

退院後の悩み
・母乳の出が悪い
・飲ませ方がわからない
・うまく飲んでくれない
・肩こり、腰痛
・自分の時間がない

以上のように、ママの悩みは母乳に関してが断トツで多いです。

入院中は、母乳・ミルクを含め赤ちゃんのケアに精通した助産師がサポートに入り、直接指導を受けることができます。

不安解消のためにも、入院中に助産師の指導を受け、十分に納得してから自宅に戻ることが大切です。

乳房ケア、搾乳器の使い方、ミルクの場合は調乳指導など、不安なことは何でも具体的に聞いてみましょう。

産後うつ

産後、ママ、身体、1人、頑張りすぎない
泣き止まない赤ちゃんをあやしたり、3時間おきに授乳したりと、 出産後、子育ての大変さを痛感する母親。

産後うつとは、産後数週間〜数カ月後に起こる、極端に悲しくなったり、泣き叫んだり、易怒性や気分の変動のことをいいます。

初産婦さんや生真面目な人ほどマニュアル通りに育児をしようとして、産後うつになりやすい傾向にあります。

大切なことは育児や生活が大変なときは誰かに頼ること。

身近に頼れる人がいない場合は、産後ケアやファミリーサポートなど公的支援を活用しましょう。 

各自治体で行われている、訪問ケアも自宅で一対一で話せるので、気軽に相談しやすいと思います。

関連記事: 責任感が強いママに多い”産後うつ”!育児のプレッシャーとホルモンバランスが原因?!

関連記事: 10人に1人の割合で起こる「産後うつ」もっと自分をいたわって!

あとがき

筆者は1人目と2人目で異なる病院で出産しましたが、どちらも入院中助産師さんには大変助けられました。
不安だらけの母乳育児や、退院後の生活環境のことなど親身になって相談にのってくれました。
このときなるべく不安を払拭しておけば、退院後もある程度は安心です。
他にも育児の大先輩の親や、子どもがいるお友達に相談してもいいかもしれません。
とにかく1人で頑張りすぎず、自分がいかに楽して育児ができるかが大事のように感じます。

-Moms & Kid
-

Copyright© visiomire.com , 2023 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.