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ナイジェリア「ボコ・ハラム」の恐ろしい実態!強制労働・性的搾取・臓器売買を目的とした人身取引が横行している!?

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ナイジェリア、ボコ・ハラム、強制労働、性的搾取、臓器売買、人身売買
2014年5月7日、ナイジェリアの学校から女子生徒200人あまりが拉致されたニュースをご存知でしょうか。
犯行声明のなかで「Boko Haram(ボコ・ハラム)」は、少女たちを”奴隷”として拘束しており、”花嫁として売り飛ばす”と宣言していました。

Boko Haram(ボコ・ハラム)

2002年頃にナイジェリアで誕生した、若物の組織で「ナイジェリアのタリバン」とも呼ばれるグループ。
「ボコ・ハラム」とは、ナイジェリアの主な言語の一つであるハウサ語で「西洋の教育は罪」の意味をもちます。
2009年、イスラムの教えに反するアルコール販売などを認めるナイジェリアの現体制を批判し警察や軍隊と衝突しました。
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2003年に発効した人身取引議定書で、人間の取引は禁じられています。

しかし、アフリカでは貧困を背景に、無報酬やそれに近い条件での強制労働、性的搾取、臓器売買などを目的とした人身取引が横行しているのが実情です。

ナイジェリアは1億6000万人以上を抱え、その人口の多さからアフリカの
人身取引の中心地の一つになっている。
ナイジェリア連邦共和国
通称ナイジェリアは、アフリカ西部に位置する連邦共和制国家で、イギリス連邦加盟国です。
北にニジェール、北東にチャド湖を挟みチャド、東にカメルーン、西にベナンと国境を接する国。
南は大西洋のギニア湾に面し、かつては「奴隷海岸」と呼ばれていたそうです。(Wikipediaより)

奴隷が横行している国

1位 インド
2位 中国
3位 パキスタン
4位 ナイジェリア
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ナイジェリアでは約70万人の奴隷が現在も過酷な環境でひどい仕打ちを受けて生活をしています。

性別

成人女性 /66%
少女 /13%
南アフリカの男性の4人にひとり(27.6%)がレイプ経験者という、統計もでています。
そのうちの7.7%が、レイプした相手は1人ではなく、11人以上も犯している計算になります。

レイプの発生件数

10万人
123.85件
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ナイジェリア国内で人身取引が横行しているだけでなく、ナイジェリアから先進国を含む国外へ売られていくこともあるそうです。
それはどういうことかというと、先進国の中でも未だに肌の色の違いや、身分など差別的な目でみて、無賃金で拷問のような生活を強制させる側が存在するということです。
2011年1年間で、人身取引で英国にわたったナイジェリア人は163人にのぼっているそうです。(BBCより)
「フリー・ウォーク財団」人身取引の根絶に取り組む団体や、「グローバル・イニシアティブ」人身取引と闘うとして、国連も動き出しています。

最後に

最近公開された映画『それでも世はあける』は、同じように一般の黒人が西洋人に買いとられ、奴隷として苦痛な人生を歩む内容です。
奴隷になる人のほとんどは誘拐されたり、親族の借金のために売られてしまった人たちです。
奴隷問題は過去の歴史の話しで、日本ではあまり考えられないことが、現在でも行われており、人間の自由と尊厳について深く考えさせられます。

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