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なったら終わり「妊娠糖尿病」の原因と予防策

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なったら終わり、妊娠糖尿病、原因、予防策

妊娠をした瞬間から、お酒とタバコは絶対NG。

さらに「体を冷やさない」「重いものを持たない」「自転車に乗らない」など色々な制限がつきもの。

そんな中で一番のストレスになるのが、やはり食事制限ではないでしょうか?

プレママさんの中には、”妊娠糖尿病”という言葉を耳にしたことがある方も多いと思います。

実際はどんな病気なの?どうしたら予防できるの?など、実際に妊娠糖尿病を体験した私のエピソードを踏まえてご紹介していきます。

妊娠中毒症とは

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日本人は白人に比べてインスリン分泌が悪く、妊娠糖尿病になりやすい体質なんだとか。

ここ数年の高脂肪食習慣と妊娠可能年齢の女性の運動量の減少、さらに高齢出産の増加という社会問題が加わり、妊娠糖尿病は今の日本にとって見過ごすことのできない疾患となりました。

特に妊娠すると、ホルモンの影響で血糖値が上がりやすくなってしまいます。

そうなると、早産の原因になったり、妊娠高血圧症候群、羊水過多症、尿路感染症が心配されます。

また、赤ちゃんが巨大児になってしまったり、低血糖を起こして胎内で命を落としてしまうことも。

妊娠前からの糖尿病では、流産の恐れや先天奇形の合併症といった恐れもあります。

第一子妊娠中に妊娠糖尿病に

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妊娠28週あたりに誰もが通る「ブドウ糖糖負荷テスト」

糖分の入った検査用のジュースを飲んだ後、採血をし血糖の検査をします。

第一子の時はこれに引っかかり、再検査。

糖は尿検査前の食べ物や飲み物の糖分が反応しやすいもの。

だから、この時主人が一時帰国して、連日高カロリーなものを摂取したせいだと私は思っています。

そして次は大丈夫だろうと甘くみていた私は、再検査で「妊娠糖尿病」と医師に言い渡されたのです。

更に第二子妊娠中のブドウ糖検査も微妙な数値オーバーでアウト。

今回は妊娠糖尿病になりたくないという必死な思いで、検査の数日前から甘いものを経ちました。

おかげで再検査は無事クリア。

しかし、検査を通ったとしても油断は禁物です。

妊娠糖尿病の予防

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妊娠中のお菓子やジュースの摂りすぎには十分注意が必要です。

しかし、我慢してまうと逆にストレスになってしまうので、食後に少量を楽しむ程度は問題ないかと思います。

中でも果物なら体に良いと思われがちですが、果物には果糖が含まれているので、摂りすぎには要注意です。

妊娠糖尿病の食事指導で教わったのは、果物は一日自分の片手のひらにのる量だけ。

バナナなら一本、りんごは半分など、自分の手のひらが目安になります。

また、水分を摂取することで、体内の循環と排出を促してくれます。

自宅安静という指示がない限りは、近所を少しウォーキングするのも効果があります。

水分補給はどくだみ茶がおすすめ

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妊娠後期に入ると子宮でたくさんの血液が使われるようになるので、たっぷり水を補ることが重要。

1日2Lを一回コップ1杯程度にして、それを数回に分けてむこと。

さらに体を冷やさないように、常温で飲むのがおすすめ。

水分をしっかり補充してあげると、新陳代謝が促されて、不純物も排出されやすくなり、血液もサラサラになります。

ただ、むくみも注意しなくてはいけないので、一気に大量のお水を飲むのは避けましましょう。

筆者が友人から教えてもらったどくだみ茶は、検診前には特におすすめです。

どくだみは昔から「十薬」と呼ばれ、万能な薬草として重宝されてきました。

その効果は血行を促進、デトックス作用、整腸作用などがあります。

ただ、妊婦さんや授乳期でも飲むことはできますが、子宮収縮作用が出る場合があるので妊娠初期は避け、過剰摂取はしないようにしてください。

関連記事: 妊娠9ヶ月ってどんな感じ?この時期注意したい「妊娠中毒症」とは

あとがき

いかがでしたか?
自分だけでなく、赤ちゃんの命にも大きく関係する妊娠糖尿病。
妊婦健診の際に毎回受ける尿検査で尿蛋白がプラスなのも要注意です。
大好きなお菓子をヘルシーな代替食品に変えたり、水を多めに飲むなど少し生活習慣を変えるだけでも違ってきます。
赤ちゃんが元気に生まれてきてくることを目標に今から予防していきましょう。

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