誰もがもっているインドという想像を越え、全て大河の流れのように呑み込こむ魅惑のインド。
インドは生と死が隣り合わせで、それは生活の一部でもあります。
そんな美しい世界は昔からずっとそこにあり、旅してまわっている瞬間だけは自分だけのもの。
またインドのお祭行事はとにかく過激的。
一部で近代化も進みアート系のイベントも多いですが、何年も前から行われているヒンドゥー教関連の行事は見応えがあり、一緒に参加できるお祭りもあります。
■インドのイベントスケジュール
1月
・インド・アートフェア(デリー)
インド国内外のギャラリーが参加する現代美術の見本市。
・インド・オートエキスポ(デリー)
インド自動車産業のビックな見本市。
・ジャイプル文学フェスティバル(ジャイプル)
ジャイプルで毎年行われる、文学フェス。
世界的に有名な作家も参加する。
2月
・インド・ファッションウィーク(デリー)
年に2度開かれる最大のファッションショー。
・コミック・カンファレンス(デリー)
インドでは珍しいコスプレイヤー達のイベント。
・スーラ・ワインフェスタ(ナーシク)
インド最大のワイナリー、シーナクで行われるワイン祭り。
・クンブメーラ(4年に1度、1~4月)
ヒンドゥー教の聖地で4年に1度行われる世界最大級のお祭り。
数千万人の信者が沐浴する姿が見られる。
3月
・ホーリー(全国)
通称カラー祭りとも言われ、色粉を互いに付け合い春の訪れを祝うお祭り。
4月
・クリケット全国リーグ(IPL)
国民的スポーツ・クリケットの全国リーグ。
5月
・笑うヨガの日(第一週目)
大きな声で笑うことで、多く酸素を含み免疫力を高めるといわれています。
7月
・マンゴーフェスティバル(全国)
この時期全国でマンゴーの収穫祭や品評会が開かれる。
8月
・メクラ・ファッションウィーク(ムンバイ)
大都市ムンバイで開かれるファッションショーで、有名スターやセレブが訪れる。
9月
・アニメ・コンベンション(デリー)
アニメとゲームの祭典。
・ガンパティ祭り(ムンバイ)
ムンバイで大量のガネーシャ像が海に流されるお祭り。
10月
・ディワリ(全国)
ヒンドゥー教の新年で、ロウソクを灯したり、夜は花火が打ち上げられる。
・イード(全国)
イスラム教の断食明けでもあり、イスラム教徒は新年を祝う。
・デリー写真フェスティバル(デリー)
国内外作家の写真展、レクチャー、評論会も開かれる品格的写真フェス。
11月
・ゲイ・ブライド・パレード(デリー)
一般者も参加する、同性愛者のデモパレード。
・インド国際貿易フェア(デリー)
インド各州のパビリオンや物産展が並ぶ、インド万博のようなお祭り。
・ラクダ祭り(プシュカル)
砂漠の街プシュカルで開かれる大規模なラクダ市。
12月
・F1インドGP(デリー)
2011年に始まったインドのF1は、ブッタ・インターナショナル・サーキットで開催される。
・ミュージックマンス(チェンナイ)
インド古典音楽コンサートは1ヶ月間行われる。
・SUNBURN(ゴア)
世界中から人が集まる、大規模な音楽フェス。
最後に
私も実際3月に行われるホーリー(カラー祭り)に参加したことがありますが、その日だけは激しく踊り、色のついた粉や水をかけるために、大勢で追いかけてくる様はとても過激な感じがしました。
ヒンドゥー教のお祭りはその後タイなどの東南アジアにも、形を変えて広がっていることがわかります。
世界でも珍しいインドのお祭りに、あなたも参加してみてはどうでしょうか。