最近バンコクの観光地の中で人気急上昇中なのが、「Wat Paknam(ワット パクナム)」という仏教寺院。
SNSで紹介されたことにより、
今最もバンコクでインスタ映えする観光スポットとして話題になっています。
先日たまたま涼しい日があったので、これを逃すまいと朝一で電車に飛び乗りました。
行き方はさまざまなブログでタクシーをおすすめしていますが、筆者はBTSウタカート(Wutthakat)からのんびり町を散策しながら向かいました。
ワットパクナムの行き方はまた後日詳しくご紹介します。
行き方:BTSウタカート駅から「ワット パクナム」下町の風景とそこに暮らす人々
このお寺の正式名称は「ワット・パクナム・パーシーチャルン」。
1351〜1767年に栄えたアユタヤ王朝の中期に建立されたと言われる、パーシーチャルーン区に位置する王室寺院のひとつです。
最近は日本からのツアー団体客もバスで乗り付けてやってきます。
このゲートを進みます。
・金色の柱や他、展示物には触れない。
・ノースリーブ、ショートパンツはNG。
・大きな声で騒いだりふざけたりしない。
・写真撮影は参拝者の邪魔にならないように気をつける。
この巨大な白いパゴダの中に本堂があります。
まず入り口で靴を脱いで、肩や足が出ているならばここでストールなどを羽織りましょう。
1階と3階はタイ各地の仏像が集められたミュージアムになっています。
2階のスペースは特に何もなく、4階はここの有名なお坊さんの黄金像が飾られています。
天井画があるのは5階。
上に上がる回廊の壁画も色合いが素敵。
2012年に完成されたこの建造物の歴史は浅く、ここ最近注目されるようになりました。
この天井に描かれているのは「仏陀の生涯図」。
仏教の世界観を描く壮大な仏伝図は、まるで宇宙の広がりを再現しているようで見るものを圧倒します。
ライトの光を透過させ緑色に輝くガラスの仏塔と壮大な天井画はサイケデリックで、吸い込まれるほど美しいです。
黄金に輝く柱も均一に建てられ、360度どの角度から写真を撮っても絵になります。
エレベーターの絵の前からは外へ出られるようになっていて、仏塔ぐるっと一周まわれるようになっています。
ここからの眺めものどかで遠くに向こうに高層ビルがなんだか虚しく感じます。
小川が流れる向こう岸には「Wat Khun Chan(ワット クン チャン)」があります。
巨大な仏像が鎮座し、その後ろにも横たわる仏像の姿が。
ここはトリッキーで、ちょっと変わった仏像や置物を集めたお寺のようで、こちらもインスタ映えは確実です。
詳細
住所 :Soi Ratchamongkhon Prasat, Pak Khlong Phasi Charoen, Phasi Charoen, Bangkok
TEL :02-467-0811
営業時間 :8:00~18:00
休館日 :なし
フェイスブック : WATPAKNAM
アクセス :BTSウタカート駅よりタクシーで約5分
あとがき
「ワット パクナム」に着いて一番驚いたのが、参拝者のほとんどが日本人だったこと。
SNSで紹介され瞬く間に人気となり、そのおかげで警備員さんも言わずとも「こっちこっち」と教えてくれます。
確かに写真映えするスポットではありますが、一通り写真を撮ったら座って静かに天井を眺めてみてください。
きっと心が洗われ、悩んでいたことも小さく感じることでしょう。