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アンジェリーナ・ジョリー監督『最愛の大地 』3つ宗教が引き起す、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争

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女優アンジェリーナ・ジョリーの監督デビュー作品、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を舞台にしたラブ・ストーリー『最愛の大地 (In the Land of Blood and Honey) 』が全米で公開になった。

戦争をテーマにした映画は山ほどあるが、慈善活動家のアンジーが訴えたい戦場であった愛の物語とは,,,

アンジェリーナ・ジョリー

1975年6月4日生まれ。アメリカ・LA出身。
『Mr.&Mrs.スミス』('05)で共演したブラッド・ピットと交際し、2006年には女児シャイロ、2008年には双子ヴィヴィアン&ノックスを出産。
慈善活動にも熱心で、カンボジア出身の男児マドックス、エチオピア出身の女児ザハラ、ベトナム出身の男児パックスの3人の養子を引き取っている。

ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争

ユーゴスラビアから独立したボスニア・ヘルツェゴビナで1992年から1995年まで内戦が続いた。
■人種とそのパーセンテージ
ボシュニャク人(ムスリム)/44%
セルビア人/33%
クロアチア人/17%
およそ3年半以上にわたり全土で戦闘が繰り広げられた結果、死者20万、難民・避難民200万が発生したほか、ボシュニャク人女性に対するレイプや強制出産などが行われ、第二次世界大戦後のヨーロッパで最悪の紛争となった。
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『最愛の大地 』(In the Land of Blood and Honey) は2013年8月10日より全国で公開される。
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最後に

平和な時代に生まれてきた現代人には信じられない事実だが、過去を振り返ると日本も他国に卑劣で残虐な事をしてきた歴史がある。
この映画『最愛の大地』の舞台のボスニア・ヘルツェゴビナは3つの宗教、人種からなる他民族国家。
昔から続く殺傷に対して、殺傷で応じる行為、つまり血を血で償う終わりなき紛争。
それにはいつも関係のない、子供や女性が被害に遭い、このようなニュースを見るたびに心が痛みます。

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