今日ご紹介するケーキ屋さんは、東五反田にある「Les Cacos」(レ・カカオ)です。
JR五反田駅、大崎駅、品川駅のちょうど中心にあって、どこの駅からも10〜15分ほどで歩いて行けます。
「レ・カカオ」のオーナー・パティシエを務めるのは黒木氏。
ホームページに経歴が書かれていましたが、有名どころを渡り歩いてきた実力はです。
7年間パリのパティスリー、ショコラトリー、レストランで勤務。
日本に帰国後、ピエール・マルコリーニのシェフ・パティシエを経て 2016年11月独立しショコラトリーを開業。
いわゆる ”ビーントゥバー”の店です。
(カカオ豆の焙煎からチョコの販売までを一貫して行うお店。)
カカオ豆を作る段階から管理しているので、チョコレートは確証済み。
お店で販売されているショコラは以下の通りです。
・フリーズ
・シトロンべジリック
・アールグレイ
・トンカ
・セル
・フォンダンヴァニーユ
・パッションフルーツ
・オランジュ
・トリュフ
・オランジェットなど
このように、こだわり抜いた食材を使ったチョコレートやケーキ、焼き菓子の他、夏場はジェラートも販売しています。
ピスターシュ(600円税抜き)
ピスタチオ独特の風味が広がる大人のケーキです。
トッッピングには真っ赤な赤い実とカカオでコーティングしたライスボールが上品に飾られています。
ピスタチオのムースにココアのスポンジと隠し味にチョコレートと柑橘系のピールが隠し味になっていて、とても奥深くて満足感があるケーキです。
本場フランスのデザートが味わいたかったらココです。
クレーム・ブリュレ(510円税抜き)
こんな美味しいクレーム・ブリュレは久々。
中はトロトロ、表面はかなり厚みのあるカラメリゼでコーティングしてあります。
この対照的な食感と、クリームの甘さとカラメルの香ばしさが絶妙です。
またバニラビーンズも贅沢に使われていて、筆者一押しの逸品です。
※2020年5月追記
ショコラノワゼット(580円)
見た目も美しいショコラケーキ。
フォークを縦に入れてみると、ザクザクと言う音が。
一口食べてみると、カラメリゼのパリパリとした食感が楽しめます。
複雑すぎて一言では言えませんが、とにかく日本ではあまり味わえない絶品ケーキです。
トッピングに使われているチョコレートクリームはきめ細かく濃厚なお味。
さすが海外仕込み、どれを食べても納得のいくクオリティです。
※2021年5月追記
ガトーフレーズ(580円税込)
ガトーとはフランス語で焼菓子、フレーズが苺を意味しているのでガトーフレーズは苺のケーキということになります。
日本では三角にカットしたショートケーキが定番ですが、ここでは正方形にカットされています。
スポンジとスポンジの間には苺のジャムもサンドされていて、デコレーションも品よく見えます。
全体の甘さがちょうど良く、一個ぺろっと食べれそう。
最近食べたショートケーキの中でここのが一番美味しいと感じました。
プラリネショコラ(600円税込)
プラリネは小さな粒型のチョコレートの中に様々な味のフィリングが入ったものを言います。
このドーム型の中には濃厚なチョコレートクリームが忍ばせてあってチョコレート好きにはたまらない一品です。
まわりに散りばめられたクラッシュアーモンドもアクセントになっています。
Information
■住所 :東京都品川区東五反田2-19-2
■Tel :03-6450-2493
■営業時間 :11:00~19:00
■定休日 :火曜日
■Webサイト : レ・カカオ
■アクセス :五反田駅より徒歩8分、大崎駅より徒歩10分、品川駅より徒歩15分
あとがき
土曜日の午後に利用しましたが、お客さんが後を絶たずにやってくるほどお店は大繁盛しています。
確かに一度味わえばリピートは確実。
また最初から最後まで丁寧な接客が好印象でした。
ほどんのお客さんがケーキを購入していましたが、ずらっと並ぶショコラは来月のバレンタインにお勧めです。