品川区にある昭和大学病院は、知名度が高く産婦人科も人気があります。
主に周産期分野(妊娠分娩管理、出生前検査)、婦人科分野(悪性腫瘍、良性腫瘍、性器脱)、生殖医療(主に不妊症)、女性医学(思春期、更年期医学、女性心身) の4分野に分けられ、
それぞれの分野で専門医がチームをつくりチーム医療を実践しています。
大学病院なので、毎回先生が異なり、同じ方に当たることが少なかったです。
また、女医さんの人数も多く安心できました。
設備
婦人科病棟は中央棟8階Bの女性病棟に27床、産科病棟は入院棟5階および6階にあります。
5階
母体胎児集中治療室(MFICU)6床
陣痛・分娩・回復室(LDR) 6床
新生児集中治療室(NICU)12床
新生児発育支援室(GCU) 24床
6階
一般産科 38床
新生児室 20床
また、入院棟17階に帝国ホテルの運営のレストラン「タワーレストラン昭和」があります。
ビーフシチューやハンバーグ、パスタなど、メニューは洋食が中心。
少々お高いですが、退院日などに利用するのもありかもしれません。
入院から退院までの流れ
1、「病室希望申込書」を入院受付(中央棟1階15番窓口)に提出
2、入院手続(中央棟1階15番/夜間救急外来受付)
中央棟1階15番:月曜~土曜 8:30~17:00
夜間救急外来受付:月曜~土曜 17:00~8:30
3、会計手続(自動支払機にて支払い)
※原則、午前退院
テレビ、冷蔵庫、洗濯&乾燥機は有料です。
給湯器、レンジ、ドライヤーは自由に使えます。
鍵付きのセーフティーボックスとロッカー(鍵なし)もあります。
2人部屋と6人部屋を経験しましたが、人数の違いだけで皆さんカーテンを閉めているので、ほとんど交流することはないです。
産科では入院すると、ナプキンやベビー用おしりふき、ベビー用綿棒などが入った入院グッツがもらえます。
また、調乳指導や退院指導の講習を受けると、サンプル品などどっさりもらえます。
入院グッツ以外に便利なもの
・ティーパック
・ふりかけ
・耳栓
・メディキュット
・ハンドクリーム
・マスク
・保湿クリーム
毎食コップ一杯のお茶が出されますが、それ以外の飲み物はないのでマイカップと普段飲み慣れているものを持参するといいと思います。
それと食事は味付けは問題ありませんが、量が少ないので、ナッツやこんにゃくゼリーなどのヘルシーなおやつを用意しておくといいです。
ちなみに3食の食事はこんな感じです。
館内はとにかく乾燥しているので、マスク、保湿クリーム必須です。
相部屋の方は耳栓、アイマスクがあると便利。
また、産後はむくみがひどいのでメディキュットは絶対持っていった方がいいです。
メリットとデメリットは
・LDRでの出産なので安心かつ楽。
・産後の疲労回復と育児の練習がバランスよくできて非常によかった。
・3時間おきに新生児室へ授乳に通うが、あとは助産師、看護師がケアしてくれます。
・母乳のあげ方やおっぱいのケアなど、助産師さんや看護師さんが丁寧に教えてくれます。
・病院は新しくはありませんが清潔です。
・予約を入れてても30分〜2時間近く待たされます。
・中央棟1階の精算と初回手続きのカウンターはいつも混んでいます。
・ナチュラルローソンと普通のローソンがありますが、狭くて品揃えが少ないです。
Information
■住所 :東京都品川区旗の台1-5-8
■Tel :03-3784-8000
■アクセス :旗の台駅より徒歩約5分
■Webサイト :http://www.showa-u.ac.jp/SUH/department/list/obstgyne/index.html
あとがき
先生は色々な先生がいますが、助産師さんと看護師さんが皆さん優秀で頼りになります。
質問にも丁寧に答えてくれて、入院中に不安項目を解消させておくと良いです。
大学病院なので、待ち時間は覚悟で行った方がいいです。