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私たちは物に飽き・そして忘れる「パタゴニア」や「コカコーラ」が取り組む、環境への配慮!

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エコロジーカンパニー、パタゴニア、日本コカコーラ
今日は環境問題に取り組んでいる、2つの会社をご紹介したいと思います。
(日経流通新聞より)

Patagonia/パタゴニア

同社が創業40周年を記念して始めた環境キャンペーン「責任ある経済」。

店頭には数種類のポスターがあり、責任ある経済の言葉とチャート図が描かれている。
チャート図を読み進むと、同社製品を買うことを思いとどまらせる言葉もある。

「私たちは方向転換する必要がある。モノに飽きる。モノを忘れる。」

エコロジーカンパニー、パタゴニア、日本コカコーラ
この責任ある経済について日本法人で環境プログラム・ディレクターの篠健司氏はパタゴニアは創業以来、環境を意識した取り組みをしてきたが、もっと長期に地球と共に健全であり続けるビジネスをしたいと訴えている。
そして大量生産、大量販売、大量消費という繁栄と成長への疑問提示。
http://youtu.be/fDP6QrEnDL4
(YouTubeより)
ここで皆さんとシェアしたいのが、パタゴニアの製品について。
世の中に出回っているダウンの多くは、強制的に餌を食べさせられたガチョウから、生きたままむしり取られたものだということをご存知ですか。
しかし、パタゴニアのダウン・セーターをはじめとするすべてのダウン製品は違います。
パタゴニアだけでなく、独立第三者機関の専門家に、農場からダウン製品が完成するまで、すべての段階で追跡・検証を行っています。
今年の秋からパタゴニアのダウンは、全てトレーサブル・ダウン(追跡可能な)になりました。
ただ物を買うだけではなく、その前に手に持っている物がどのように作られているかというプロセスを知るべきだと思います。
エコロジーカンパニー、パタゴニア、日本コカコーラ

Coca Cola Japan/日本コカコーラ

日本コカコーラは昨年から日本有数の三輪所有者である日本製紙と組み、2020年までに使用する水量と同量の水が水源地に戻るように、森林などの育成に取り組み始めている。

「ウォーター・ニュートラリティー=実質的な水資源をゼロにする」

マーケティング巧者の日本コカ・コーラが作製したポスターは意外にも地味。
企業色を抑えて、地域の理解とそこにいる人たちに親しんでもらわないと始まらない、だから同社を想起させるコークレッドの赤は使用はあえてしていない。
エコロジーカンパニー、パタゴニア、日本コカコーラ

最後に

物を生み出して提供する側が、あえて買うことを押しとどめるメッセージに私は驚愕した。
だから逆に好感がもて、パタゴニアのブランドが好きになった。
物を売る側は、試行錯誤の結果、利益だけを追い求め今の負のサイクルが出来上がってしまった。
しかし購入する側も大量生産、大量販売、大量消費の実態を知るべきだと思う。
最近はこのような環境問題に取り組んでいる企業は増えつつある。
これからは企業だけではなく、私達一人一人が環境に対して今できることをやるべきではないでしょうか。

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