2017年7月29日追記。
仏食品大手ダノン傘下でタイで粉ミルクなどを販売するドゥメックス・タイランドは、原料の供給先であるニュージーランドの乳業大手フォンテラから汚染の恐れがあると発表。
一部製品にボツリヌス菌が混入した可能性があるそうです。
回収する製品は以下の5種類です。
生産日:2017年4月末〜7月15日
「品名:Dupro Step 2」「Hi-Q Step 1」「Hi-Q Step 2」「Hi-Q Super Gold Step 1」「Hi-Q Super Gold Step 2」
出荷先:タイ、中国、ベトナムなど
出荷済み量:約1000トン
生後半年の赤ちゃんを連れて再びタイへ戻ってきた私。
日本からスーツケースで運んだミルク缶6個が2ヶ月で底をつき、止む無くバンコクで外国メーカーのミルクを買うことになりました。
タイの首都バンコクにあるスーパーやドラックストア、大型のホームセンターを除いても日本メーカーの粉ミルクは置いていなかったのです。
実際タイで出産した人や、同じように乳幼児を連れてきたママで粉ミルクを使っている人はどうしているのでしょうか。
私の場合母乳とミルクの混合だったので、生後0ヶ月から”明治のほほえみ”を使っていました。
”明治のほほえみ”はママたちの間で最も口コミの高いミルクで、含まれている成分はかなり母乳に近いんだとか。
”明治のほほえみ”の品質の良さは海外にも広がっていて、中国人が日本で買い占めて帰っていると聞いたことがあります。
確かに日本製はなんでも安心して使えますよね。
今回タイで購入したのは、オランダの粉ミルク「NUTRICIA(ヌトリシア)」です。
「NUTRICIA(ヌトリシア)」はオランダに本拠をおく医療用食品、離乳食を取り扱う企業です。
2007年7月に仏ダノン社から買収提案を受け入れ、子会社となりました。
「NUTRICIA(ヌトリシア)」のHi-Qシリーズは、幼児から3歳まで飲める粉ミルクを提案しています。
メーカー:NUTRICIA(ヌトリシア)
商品名;Hi-Q Prebio ProteQ(ハイキュー プリバイオ プロテック)
内容量:600g
価格:419バーツ
概要
・DHA/ARA
・オメガ
・ビタミンB12
・ビタミンA
・ビタミンC
・ビタミンE
・タウリン
・コリン
・ヨウ素
月齢別の平均ミルク摂取量
0~1ヶ月 スプーン2杯 60cc 1日7~8回
1~3ヶ月 スプーン3杯 90cc 1日7~8回
3~6ヶ月 スプーン5杯 150cc 1日5~6回
6~8ヶ月 スプーン6杯 180cc 1日4~5回
8~10ヶ月 スプーン7杯 210cc 1日3~4回
10ヶ月 スプーン8杯 240cc 1日2~3回
ミルク作りの手順
1、手をきれいに洗う
2、哺乳瓶を消毒する
3、お湯を沸かす
4、哺乳瓶に40度にさましたお湯を入れる
5、粉を入れてお湯の量を調整する
6、温度と粉が溶けているか確認する
日本のミルクとの比較
■明治ほほえみ
”明治のほほえみ”のほうが黄色く粒子が粗いです。
ミルクの量が多くても、すぐに溶けます。
缶入りで密封保存は完璧。
蓋の上に擦りきりでが付いていて計量が簡単です。
■Hi-Q
粒子が細かく、クリープのようなさらさらしたパウダーです。
色も”明治のほほえみ”に比べると白いです。
溶けが悪く、よく振らないとミルクの塊がカップに残ります。
プラスチック製の袋に入っているだけなので密封保存が難しです。
一応計量スプーンが付いていますが、持ち手が短いため使いづらいです。
最後に
やはり赤ちゃんが小さい時ほど、赤ちゃんの身体に入るものには気をつけてあげたいですよね。
しかし時と場合によっては現地調達もやむ終えません。
うちの子は生後数ヶ月で明治以外の他社ブランドのミルクも受け付けず、オランダ製なんて大丈夫かなと思いましたが、今は離乳食も始まっているので、意外とすんなり飲んでいます。
ミルクを飲む量や回数も減ってきたので、今は”明治のほほえみ”と混ぜて飲ませてます。