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自由が永遠のテーマのパリジェンヌ、ドラ氏はこう言う『人生を楽しむことは義務』

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””人生を楽しむことは義務である””と訴えるのはパリのエッセイリスト「ドラ・トーザン氏」
"他人や社会が決めた役割分担のために、犠牲にするのは本末転倒"と彼女は言います。

おしゃれな自分革命』の本から、母になっても女性であり続ける、パリジェンヌの子育て事情をまとめてみました。

1970年代からフランスの結婚率は低下。
同棲が増加傾向にある。

非婚カップルの出生率

48.5%

フランス、パリの子育て事情

■幼稚園

3歳から全ての子供が通い始める公立の施設。
料金は無料。
朝8時から夕方4時半まで預かってくれる。

■臨時託児所

母親が働いているか関係なく、臨時で子供を預かってくれる施設。
3ヶ月児から3歳児が対象。
料金は母親の収入に応じて1時間1~5.7ユーロ

■市営の託児所

両親とも働いていることが条件。
2ヶ月半から3歳児が対象で、朝7時半から夕方6時半まで預かるが、病気の子供は受け付けられない。
乳幼児の専門家が揃っていて、審問施設や遊戯設備も充実している。

■家族的託児施設

市営の託児所の変わりにその託児所が認定し、市が雇用する保母のもとに預ける。
2ヶ月半から3歳児までを預かることができる。
託児時間の調整が可能で、子供が病気のときにも預けることができる。
料金は月極で両親の収入に応じて設定される。

■保育ママ

保母資格をもつ女性(ヌーヌー)が自宅で複数の子どもを預かる託児所。
依頼主の家で預かる場合は高額の為、ふた家族でヌーヌーを雇い、どちらかの家で世話をしてもらうケースもある。
1067.63ユーロ

■ベビーシッター

高校生や大学生のアルバイト。
パリジェンヌの大半は学生時代にベビーシッターのアルバイト経験がある。
時給で7ー10ユーロ

■オーペア

フランス語を習いに外国から来ている外国人学生が週30時間のろうどうと引き換えに部屋を一室あてがわれ、報酬として280ユーロとカルト店舗オランジュ(交通チケット)をもらえるシステム。

最後に

母親になっても働き続けることができ、国がしっかりサポートしてくれるのは、日本も見習らってほしい部分でもあります。
結婚という形に拘った概念や、結婚後の役割分担は誰が決めたもの?と社会に声を大にして言いたいです。
型にはまった考え方ではなく、人生を楽しむという前提で、子育てに仕事に奮闘する「ドラ・トーザン氏」はとても魅力的に映りました。
パリジェンヌのように子供やパートナーがいても、肩書きに関係なく自由に自分の人生を選択できるような社会になることを願います。

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