タイのバンコクから、約2時間で行けるビーチで、風俗の汚名がつく「パタヤ」を、女の目線からリポートしたいと思います。
世界中から女性を買う為に集まる異様な街、それが「パタヤ」です。
ビーチ沿いを走る、ビーチロードと並行して走るセカンドロードがここのメインロードで、安宿から一流ホテルがぎっしり立ち並び、端から端までGOGOバーや、バービアが立ち並びます。
かつて小さな漁村でしかなかった「パタヤ」は、お金儲けの為につくられた男の欲望の街で、なぜそこまで巨大化してしまったのか、女性からみれば”下品”としか言いようがありません。
結果ここを歩く人の半数以上が男性で、それも西洋人のおじいさんだらけで、平均年齢が高いことに気がつきます。
「パタヤ」はベトナム戦争の時代に、米兵の保養地として栄えた町としても有名で、今ではアジア最大級の歓楽街。
当時の米兵が、今は「パタヤ」で年金暮らしをしており、白人が好みのタイ人が商売目的でここに集まりバーが乱立し、巨大化しているようです。
また、来る前に知人から「パタヤ」はロシア人が多いと聞いていましたが、確かにロシア人カップルや、家族連れの姿もよく見かけました。
タイでは10年前からロシア人観光客はビザ申請の必要が無くなり、毎年11月から3月頃にかけて冬の寒さが厳しい北半球のロシア人にとって避寒地として人気があるリゾートのようです。
ハイテク機器をつかったパトロール。それにしても凄いスピードで周りを見る余裕がないのでは。
子供はなぜか裸。
ちょっと変わったおじさん。
ビーチから帰るおじいさん。
足が悪いおじいさん。
おじいさんとおばあさん。
おじいさんの集団。
昼と夜とでは全く違った雰囲気があるパタヤですが、とにかく歩いていて男性率が高く、バンコクからこんなに近くて手頃なビーチリゾートなのに、女性の旅行者や普通のカップルなどはほとんどいませんでした。
またビーチ沿いは、5メートル程の浜にびっしりパラソルが立てられ、自動的にお金をとられる仕組みで、景観をも損ねている感じでがっかりでした。
最後に
「パタヤ」は想像していた以上に風俗店が多く、ビーチとリゾートといっても、それは男性だけのリゾートで女性にとっては気持ち悪いの一言しかありません。
バンコクのナナ、アソークを越える巨大歓楽街で、まさに男性にはパラダイスだと思います。
パタヤビーチも縦に広がる大きな街で、最近は中心地からかなり離れた南東部に落ち着いた雰囲気のホテルが開発されているようです。
くれぐれもハネムーンやカップルでは行ってはいけないビーチリゾートだということ、それを頭にいれておいて欲しいと思います。