スープは世界中で親しまれ、気候や風土によって具材や味付けは全く異なります。
また野菜を沢山摂取できることと、身体から温める効果がある為、滋養強壮にも推薦されています。
ラクムチャウダー(アメリカ)
ハマグリ、アサリなどの二枚貝のうまみを生かし、玉ねぎ、セロリ、じゃがいもなどの野菜を煮て作ります。
ちなみちニューイングランド風はクリームスープ、マンハッタン風はトマトスープの違いがあります。
フェイジョアーダ(ブラジル)
牛や豚の内蔵とフェイジョンという黒豆に、玉ねぎ、ニンニクを加えて煮込んだブラジルを代表する料理。
フカヒレスープ(中国)
中国の三大珍味に数えられる高級食材フカヒレ(さめのヒレ)を乾燥させて、丁寧に煮込んだスープ。
サムゲタン(韓国)
若鶏の内蔵を取り除き、高麗人参、ナツメ、もち米などを入れて煮込んだ滋養効果があるスープ。
シニガンスープ(フィリピン)
シニガンという酸っぱいフルーツ、タマリンド、エビ、豚肉、野菜などを一緒に煮た熱帯原産の酸味の効いたスープ。
トマトサール(インド)
生姜、トマトを胡椒などのスパイスで煮込んだ濃厚スープ。
ウハー(ロシア)
ボルシチに並ぶ代表的なスープ。
魚、野菜を魚のだしで煮込んだもの。
アールズッペ(ドイツ)
ドイツ北西沿岸地方の名物スープ。
ぶつ切りの鰻、ドライフルーツをスパイスで煮込んだ酸っぱいスープ。
スコッチブロス(スコットランド)
ラム肉、玉ねぎ、人参、ポロネギ、セロリ、カブ、麦などを煮た具沢山の伝統料理。
ガスパチョ(スペイン)
南部アンダルシア地方発症の冷たいトマトスープ。
トマト、キュウリ、玉ねぎ、ピーマン、パン、オリーブ油、すなどをミキサーにかけて作ります。
グヤーシュ(ハンガリー)
牛肉、パブリカ、じゃがいも、玉ねぎを煮込んだハンガリーの国民的料理。
エグシスープ(カメルーン)
西アフリカで結婚式などのお祝いに出されるスープ。
炒ったカボチャの種、肉、玉ねぎなどを煮込んで作ります。
モロヘイヤスープ(エジプト)
モロヘイヤの葉と、うさぎ肉や鶏肉をひと煮立ちさせて作るクレオパトラも好んだ栄養価が高いスープ。
最後に
日本にも郷土料理で県によって様々なご当地の汁物があります。
これから冷え込む季節には朝食に、また疲れが溜まった時や、食欲がないときにもおすすめの万能料理です。