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BTSクルントンブリーから初のモノレール「アイコンサイアム」に繋がる

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BTSクルントンブリー、初、モノレール、アイコンサイアム
チャオプラヤ川を渡ったトンブリー地区からでタイで初となるモノレールが走るのもあと僅か。
チャオプラヤ川を渡ったBTSクルントンブリー駅から、タクシン病院までの1.7kmにモノレールが開通します。
事業費は25~26億バーツ。
建設事業者とモノレール本体の設置事業者の入札が行なわれ、完成予定は2017年末。
それらしき物をつくっているのは見えますが、おそらくタイのことだからあくまで”予定”。
BTSクルントンブリー、初、モノレール、アイコンサイアム
(クルントンブリーの街並み)
将来的にはジャルンナコン通りを走る「BMAゴールドライン」と直結するようになるようです。
「BMAゴールドライン」は2017年開通予定で、BTSシーロム線、レッドライン、MRTパープルラインと連絡する路線です。
モノレールの終点タクシン病院付近には、CPグループなどによる巨大プロジェクト「ICONSIAM(アイコンサイアム)」が建設中です。

モノレールは、「ICONSIAM(アイコンサイアム)」の来客者などの足の確保を狙ったともいわれている。

場所はミレニアムヒルトンの隣で、ロイヤルシェラトンの向かい側。
BTSクルントンブリー、初、モノレール、アイコンサイアム
(対岸には王宮やワットプラケオも。)
並びにはミレニアムヒルトンがあったり巨大ローカルマーケットクロンサン市場もすぐそばです。
去年ヒルトンホテルに泊まった時、ホテルに面した大通りをちょっと歩きましたが工事中の建物ばかりで街全体が誇りぽかったのを覚えています。
それに建設労働者もたくさん歩いていて、ホテルとのギャップに驚かされました。

アイコンサイアムとは?

BTSクルントンブリー、初、モノレール、アイコンサイアム
(イメージ)
そのトンブリー側にあるジャルンナコン通りに建設中の「ICONSIAM(アイコンサイアム)」は、3社共同で進められている超大型プロジェクトです。
サイアムパラゴンやサイアムディスカバリーを運営する「サイアム・ピワット社」と、不動産開発会社「マグノリア・クオリティ・デべロップメント・コーポレーション」、タイの大手財閥「CPグループ」が参加しています。
名前を聞いただけでも規模が大きいことがわかります。
約8万㎡の敷地にショッピング・コンプレックスが2館。
そしてコンドミニアム「ラグジュアリーレジデンス」と「スーパーラグジュアリーレジデンス」の2館。
(名前も立派。)
延べ床面積は約75万㎡にもなる巨大複合施設が完成する予定です。
総投資額はなんと約500億バーツと言われています。
ショッピング・コンプレックス内のテナントにはタイ初出店となる日本の「高島屋」の入居も決まっています。(売り場面積約3万5000㎡)

巨大ショッピングモールのプロジェクト内容

BTSクルントンブリー、初、モノレール、アイコンサイアム
(トンブリー地区)
・9階建て、延べ床面積約52万5000㎡。
・日本の百貨店「髙島屋」がタイ初出店。
・「ラグジュアリー・ウィング」に入るブランドのほとんどがタイ初出店(500店舗以上)。
・別館の「アイコン・ラックス」は、延べ床面積約2万5000㎡、世界的高級ブランドが集結。
・ミシュラン3ツ星レストランなど、タイ国内外の有名店100店舗以上が登場。
・屋内ガーデン、ルーフトップ、川辺のテラス席が充実。
・光と音と水のショーが織り成される400mの遊歩道。
・インドア水上マーケット「東洋のベニス」は約8000㎡の敷地に、ファッション、手工芸品、タイ全国77県の特産品が集います。
・美術館「アイコン・サイアム・ヘリテージ・ミュージアム」はタイの歴史や文化を紹介するコーナー、世界中の芸術作品などの巡回展示される予定。
・約1万㎡の映画館は最新技術を駆使した音響設備と上映システムを採用。
・屋上に位置する「スポーツ・コンプレックス」は、オリンピック規格のプールや陸上競技トラックを備える。
www.iconsiam.com、www.facebook.com/ICONSIAM

最後に

トンブリー地区には電車は通っておらず、真っ先に路線ルートの確保が重要と見られています。
外国人観光客だけでなく、バンコクのランドマークとして、タイ人の来場も視野に入れているそうで、「アジアンティーク」に続く若者で新たなデートスポットになりそうですね。

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