今日ご紹介するパン屋さんは横浜元町発祥の「POMPADOUR」(ポンパドール)です。
始まりは1968(昭和43)年、創業者三藤喜一氏。
そして今までにない本格的なパンをつくるため、本場ヨーロッパから2人の職人を技術指導者として迎えました。
小麦粉は厳選した材料を、オーブンはヨーロッパ製を輸入しました。
こうして、1969年(昭和44年)横浜・元町に第一号店がオープン。
ポンパドウルのこだわりはまだあります。
フレッシュな味とクオリティにこだわり、全店が一店舗一工房制になっていること。
現在パンのレシピはなんと1300種類以上。
残りは各店の販売マネージャーがレシピから地域のお客様のニーズに応じて製造スタッフにオーダーを出しているのだとか。
横浜には数多くの店舗がありますが、品川駅高輪口の西口にもポンパドールはあります。
JR改札からも京急ウイング高輪店からも雨に濡れず入店できる好立地にあります。
また、カフェを併設しているので出来たてのパンをその場で楽しむことができます。
現在ホリデーシーズンしか買えない、雪だるま・ツリー・星・チョコの切り株の4種類のパンが入った可愛らしい「クリスマスコレクション」が販売されています。
トリュフバタースティック
フランスパンに黒トリュフ入りキノコソースとバターを絞ったスティックタイプのフランスパン。
ポンパドウルのパンは冷凍生地を使わずに粉から生地をつくるストレート(直ごね)製法が使われています。
なので、ハードパンは少し時間が経っても外はカリカリ、中はしっとりのフレッシュな状態のままです。
トリュフの風味のバターの塩加減が絶妙です。
塩パン
他の店舗とは違い、バターが少なめのあっさりとした塩パンです。
もちもちとした食感が楽しめ、どんなお料理にも合います。
サイズも価格も手頃であと一品という時にちょうど良いです。
ジェノベーゼのチーズロール
バジル風味のパン生地に角切りチーズを包み、パルメザンチーズをトッピングして焼きあげたまん丸のロールパン。
生地はふわふわで、中にはゴロゴロと角切りチーズが入っています。
やはりバジルとチーズは相性が良く、とても美味しかったです。
グランレザン
外はカリカリ、中はしっとりフワフワのレーズンパン。
レーズンの甘味と小麦本来の豊かな味わいが特徴です。
買った直後はそのままで、そのあとはカリッとトースターで焼いてバターを塗ってもおすすめです。
カフェブレッド
キャラメルとキリマンジャロのコーヒーを練りこんだマーブルデニッシュ。
トッピングに使われている香ばしいアーモンドスライスの食感がアクセントになっています。
とにかくふっわふわで、あっという間になくなってしまう美味しさでした。
さつまいものパン
表面には白ごま、中にはたっぷりの黒ごまとサツマイモを練りこんだパンです。
手に乗せるとずっしり重く、一つで食べ応え十分です。
フランスパンとデニッシュの間のような生地が使われています。
サツマイモの仄かな甘味を生かした、素朴なパンです。
POMPADOUR ウイング高輪EAST店
■住所 : 東京都港区高輪3-26-26 ウィング高輪EAST地下1階
■Tel :03-6277-3801
■営業時間 :10:00〜ポンパドール21:00
■定休日 :不定休
■Webサイト :
■アクセス :京急・JR品川駅高輪口より徒歩3分
あとがき
いかがでしたか?
今では関東では知らない人がいないほど有名なパン屋さんですが、創業者のこだわりが伝わってきます。
本場のフランスの製法で作られているので、フランスパンとデニッシュ系は外せません。
イートインスペースもあるので、ブランチタイムや待ち合わせにも良さそうですね。