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世界初の“100%セカンドハンドショッピングモール”「ReTuna」に注目

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世界初、100%セカンドハンド、ショッピングモール、レティーナ、注目
日本に帰ってきて驚いたのが、米コーヒーチェーン大手スターバックスのストローが2020年までに全世界で紙製に変わるということと、ファストファッションブランドH&Mがショップバックを有料化したこと。
このように2018年を振り返ると、国や週単位でプラスチック製品の使用を禁止したり、ペットボトルのゴミを減らそうなどと、環境問題に取り組む企業が増えてきた気がします。
スウェーデンでもここ10年間で大きなリサイクル革命が行われました。
1975年の時点で家庭のゴミの38%しかリサイクルされていなかったのに比べ、現在は約99%がリサイクルされているそう。
参考記事: sweden
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そこで今注目されているのが、スウェーデンのストックホルムの北に位置するエシルストゥーナにあるショッピングモール「ReTuna」(レティーナ)です。
スウェーデンに行く機会があれば、ぜひこの施設をチェックしてみてください。

「ReTuna」はもともと、スウェーデンの都市・エスキルスチュナの行政委員会のアイディアから始まりました。
市やNPO、そして地元のお店などが協力して仕掛けるこのモールは「買い物の常識を覆す」ことが目的だそう。

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ムダな消費を減らし、循環型経済についての認知を深め、また新しい雇用を創出するために、リサイクルモールとリサイクル工場の設置が決定し、2015年にオープンしました。
「ReTuna」では9つのお店、3つのポップアップショップ、そして「Returama」というレストラン1軒がテナントとして入居しています。
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自転車、家具、洋服、台所用品、家庭用品、ペット用品、お花から建材まで、日用品はなんでもここで揃います。
ここで注目したいのが、

売られているモノは全て、リペア、リサイクル、アップサイクルされたものだけ。

世界初、100%セカンドハンド、ショッピングモール、レティーナ、注目

・「ReBuyke」自転車やスポーツ用品の販売・修理屋
・「AMA Outlet」建築材料を販売
・「re:Compute-IT」コンピューター・機械の販売・修理屋
・「Rebox」スーツケースの専門店など

その他に会議室や、リサイクルに出された商品を改造するための倉庫もあります。
リサイクルセンターの隣というロケーションが関係してか、モール内のリサイクルボックスに、壊れたオモチャや家具、洋服などを入れる人が予想以上に多くいました。
世界初、100%セカンドハンド、ショッピングモール、レティーナ、注目
リサイクル大国だからこそ実現できた100%リサイクル、アップサイクル、修理された商品で成り立つショッピングモール。
地球の資源は限られていることは、普段あえて気にかけないと忘れがちです。
「ReTuna」では、リサイクルや中古品をゴミとして扱うのではなく、全く別の新しいモノを生み出しています。
公式ホームページ: retuna

あとがき

日本にはリサイクルショップや中古品を扱うフリマアプリなどもかなり浸透していますが、この取り組みはユニークな発想と斬新なデザイン力のあるスウェーデンならではと言った感じ。
しかし「もったいない精神」を持ち、世界的に見ても技術が高い職人を多く輩出する日本でも、消費者の意識さえ変われば実現不可能になるのではと私は信じています。
まずは、私たち消費者が資源の大切さを再確認し、必要のない消費を減らし、すでに存在しているものを利用していくことひとつひとつ積み上げていくことです。

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