バンコクの「Lunpini Park」(ルンピニー公園)は、1920年代のラーマ6世統治時代に建設された公園。
南西の正面入り口にはそのラーマ6世の銅像が立っています。
またタイで最も古い公園とも言われ、敷地面積は570,000m²にも及びます。
公園のまわりには
ラーマ4世通り、ウィッタユ通り、ラチャダムリ通り、サラシン通りに囲まれアクセスも抜群です。
MRTシーロム駅1番出口からはすぐ目の前です。
入り口にカラフルな魚の餌や、パンの耳が20バーツで売られています。
入り口はいってすぐ右に曲がると初めにテニスコートとプールが見えてきます。
大きなガラス張りの建物はジムになっていて、ランニングマシンの他ベンチプレスやダンベルフライなども置いてあります。
公共施設を利用する場合は会員になる必要があり、外国人もパスポートがあれば誰でも入会できます。
■公共施設の年間会員料金
8~17歳 10バーツ
19~24歳 20バーツ
25歳以上 40バーツ
■施設の利用可能時間
月金:7:00~20:00
土日祝:10:00-18:00
左手にはルンピニー・ホールとその裏手に人工池があります。
屋台はこんな感じ。
(この後ろにドブ川が流れているので、外国人は食べないほうがいいと思います。)
その先は分かれ道で、細かい標識もでています。
右に進むと前回紹介した子供の遊び場とは別に、大きな遊具と子供用のボルダリングもあります。
こちらは木に覆われ鬱蒼とした雰囲気で、あまり使われていない感じがしましたが、他にもタイヤをつかったダイナミックな遊具もいくつかあって、小学生くらいの大きな子どもには面白いかもしれません。
この周辺にも大人の運動器具がそこらじゅうに配置されていて、皆さん思い思いに体を動かしています。
ウィッタユ通りの方に向かうとエキゾチックな時計台が建っていました。
他にもこのような洋館風のアンティークな建物があったり、公園内を散策しているだけでも新しい発見があります。
ぐるっとラチャダムリ通りの方まで回ると駐車場とお手洗い、売店が見えてきます。
さらにバスケットコートも有しています。
この辺りは前回ご紹介した広々とした子どもの遊び場があり、土日はタイ人のファミリーで賑わっています。
スワンと手漕ぎボートは30分40バーツ(外国人80バーツ)。
カヤックもあります。
このようにアクティビティーは一応一通り揃っていて、しかも破格な料金で利用できるのでおすすめです。
友達同士や、カップルできても楽しめるし、一人でも池の近くに腰を下ろしてランチするのも気持ちよさそう。
広いし人があまり通らない場所もあるので読書もはかどりそうです。
詳細
住所 :Rama IV Rd., Wangmai Patumwan ,Bangkok
TEL :02-252-8030
営業時間 :ルンピニー公園 4:30~21:00(一部18:00まで)
アクセス :シーロム駅1番出口をでて右手
■バンコクの公園一覧
・クイーンシリキット公園
・ラマ9世公園
・ラマ9世72歳記念公園
・チュラロンコーン大学100周年公園
・チャットチャック公園
・鉄道公園
・ロンマニナート公園
・スリナコン・クアンカン公園
最後に
昔はここで夜になると無料のムエタイのショーが開かれ、屋台のご飯を食べながら気軽に観戦することもできたし、小綺麗なナイトマーケットも開かれていました。
現在はそれもなくなり、朝晩の屋台の数も減ってきている気がします。
最近はもっぱら健康ブームの影響で、体を動かす地元の人で賑わっています。
今シーロム駅前や日本大使館の隣の敷地も開発の対象になっていて、ルンピニー公園周辺は都会的な雰囲気に変わっていきそうです。