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いま最もまぶしい作家・道尾 秀介さんの「水の柩」が素晴らしい!

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いま最も注目、作家、道尾秀介、水の棺、素晴らしい
今日ご紹介する本は、道尾 秀介さんの「水の棺」です。

絶望と希望を照らす作家・道尾秀介さんがおくる、心に染みる人間ドラマです。

タイトル :水の棺
著者 :道尾 秀介
出版社 :講談社
出版日 :2011年10月27日
価格 :1,150円
ジャンル :ミステリー、サスペンス、ハードボイルド

道尾 秀介 (みちお しゅうすけ)

1975年5月19日兵庫県芦屋市生まれ。
後に千葉県、東京都北区へ引越し、現在は茨城県在住。
玉川大学農学部卒業。
大学1年で小説を書き始める。
道尾はペンネームで、都筑道夫に由来する。
2002年「手首から先」で第9回日本ホラー小説大賞短編賞の最終候補作になる。
2004年「背の眼」で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し小説家デビュー。
(ウィキペディアより)

あらすじ

いま最も注目、作家、道尾秀介、水の棺、素晴らしい
老舗旅館の長男、中学校二年生の逸夫は、自分が“普通”で退屈なことを嘆いていた。
同級生の敦子は両親が離婚、級友からいじめを受け、誰より“普通”を欲していた。
文化祭をきっかけに、二人は言葉を交わすようになります。
「タイムカプセルの手紙を一緒にに取り替えよう」と敦子から頼まれ、逸夫の世界を急に色付け始めます。
同時に逸夫の祖母ふみが抱える、湖に沈んだ秘密も重くのしかかってきます。
私たちがあの場所に沈めたものは、いったい何だったのだろう。
五十数年前、湖の底に消えた村。
少年が知らない、少女の決意と家族の秘密。
誰もが生きていくため、必死に「嘘」をついている。
いま最も注目、作家、道尾秀介、水の棺、素晴らしい
関わりあう人間への優しさや、労わり、強さ、救いを圧倒的な文章力で書きあげていてさすがだなと思いました。
人の深い悩みは中々消し去ることは難しいですが、それでも時が経てばいつか幸せになっていくもの。
中盤までは重い内容でしたが、ラストはほっと胸を撫で下ろせる展開になっています。

最後に

私はあまりサスペンスは読みませんが、この本は引き込まれる感じで一気に読んでしまいました。
結末は予想していたものとは違いましたが、こういう結末なら逆に良かったです。

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