チョンノンシーは西洋人が多く住み、また外国人旅行者もよく利用しています。
そのせいか日本人にはあまり知られていませんが、おしゃれなカフェがたくさんあります。
この「Room111(ルーム111)」もできたばかりで、土日は特に空いていて穴場スポットです。
チョンノンシー駅を降り、ラライサップ市場、通称OL市場へつながる道から一本奥に入ったところにあります。
目印はThe Pink Houseと呼ばれるタイ料理レストラン「Namsaah Bottling Trust (ナムサー・ボトリング・トラスト)」。
駐車スペースも広くとってあります。
木目調のシンプルで清潔感のある店内。
適度な明るさのペンダントライトと、窓から見える緑が心地よいです。
スタッフも1人きりで、店内はとても静かです。
こんなに静かなカフェは、バンコクではかなり珍しいと思います。
お店のコンセプトは ”Slow Doun and enjoy your life” 直訳すると ”あなたの人生をゆっくりと楽しむ”。
なのでフリーWi-Fiサービスやコンセントはもちろんありません。
上は工事中ですが、これからコワーキングスペースが完成するようです。
お店の看板にも「Co-working Space・Service Office」と書かれていました。
ネットにもまだあまり情報が載っていないので、ここを利用するのはタイ人ばかりです。
ひっそりと佇むこのカフェには、お一人さまや、勉強している学生の姿が目に入ります。
オーダーはセルフで先にカウンターで済ませます。
大きなコーヒーサイフォンが印象的で、もちろん稼働中。
ここで注文するコーヒーはエスプレッソマシーンで一気に圧をかけるのではなく、サイフォンで熱し、ゆっくりと丁寧にコーヒーを抽出しています。
■ダブル8カフェ(80バーツ)
ここでは全てのドリンクはプラスチック製のカップで出てきます。
コーヒーは予めシロップが入っていてかなり甘め。
たっぷりのミルクを淹れて飲みます。
雑味や酸味、苦味が少なくマイルドで飲みやすいコーヒーです。
タイ人はコーヒーではなく、バイオレットカラーのスパークリングソーダーや、タイティーを注文している人が多かったです。
■キャラメルカプチーノケーキ(125バーツ)
何層にもなったボリュームのあるケーキ。
キャラメルクリームとカプチーノクリーム、それをブランデーが染み込んだスポンジで層をつくり、表面をチョコレートでコーティングしています。
珍しいのはケーキの土台もハードチョコが使われているところ。
ビターなココアパウダーやクリーミィーなチョコレートなど、様々な味が同時に楽しめます。
他にもチーズトースト、チャコールロワッサン(木炭入りクロワッサン)、チョコレートフラワーレスケーキ(グルテンフリー)などもありました。
■店舗概要
住所 :soi 7, 401 Si Lom, Khwaeng Silom, Khet Bang Rak, Krung Thep Maha Nakhon 10500 タイ
TEL ::095-595-4694
営業時間 :月-金6:00~17:00 土日10:30~19:00(コワーキングスペース:月-金9:00~18:00)
定休日 :なし
ホームページ :room111.co/
アクセス :BTSチョンノンシー駅下車4番出口から徒歩5分。ラライサップ市場の裏、シーロムsoi7。
最後に
店内はゆったりとしたジャズが流れ、とても心地よい空間です。
タイではSNSや携帯でドラマを見ている人が多く、みんな携帯が大好きですが、ここではコンセプト通りおしゃべりを楽しんだり、勉強や読書もはかどりそうです。
2、3階に出来る予定のワーキングスペースも気になります。