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元ヤクザとの再会…暗い過去をもつ美人フードライターの行方「心に龍をちりばめて」白石一文

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元ヤクザとの再会、暗い過去、美人フードライター、心に龍をちりばめて、白石一文

今日ご紹介する本は、白石一文さんの「心に龍をちりばめて」です。

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衝撃的でいて複雑な二人。全く正反対の二人が時間や理屈を超え次々と過去を解き放っていく。

タイトル:心に龍をちりばめて
著者:白石一文
出版社:新潮社
出版日:2010年10月
購入価格:594円
ジャンル :文庫

白石一文 (しらいし かずふみ)

1958年8月27日生まれ。
日本の小説家。

父は直木賞作家の白石一郎。
双子の弟は小説家の白石文郎。

2010年「ほかならぬ人へ」で直木賞を受賞。
初の親子二代での受賞となった。
(ウィキペディアより)

あらすじ

様々な面をみせる美穂は、美人で、一流国立大卒、年収2千万のフードライター。

東大卒のエリート彼氏と婚約まで話は進みますが、向こうの家族とも折が合わず結局喧嘩別れになります。

そんな結婚を目前に、故郷の福岡で同級生の仲間優司と再会することになる。

中学時代「俺は、お前のためならいつでも死んでやる」と唐突に口走った優司。

元ヤクザとの再会、暗い過去、美人フードライター、心に龍をちりばめて、白石一文

優司はヤクザから足を洗ったが、その背中に大きな龍の刺青と計り知れぬ過去を背負っていた。

この元ヤクザの優司のキャラクターも奥が深くてとても魅力的です。

時間や理屈を超え、二人の心に働く不思議な引力の正体とは──恋より底深いつながりの核心に迫り、運命の相手の存在を確信させる傑作です。

後半は死や薬物など重たいキーワードも出てきて、バイオレンスなシーンもあり過激な部分と、優しい部分が見え隠れします。

元ヤクザとの再会、暗い過去、美人フードライター、心に龍をちりばめて、白石一文

最後に

裏表紙のあらすじを読んでこの本を購入しましたが、意外にも内容は複雑で重く、妊婦中の私には少々ショッキングな内容でした。
しかしストーリー展開と深い人間描写は、読み手を引き込むように描かれていていて、傑作といえる一冊です。
この著者は長編作が得意なのではないかと思います。

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