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サラリーマンのリストラ・無職・家族の冷たい目...そこから這い上がる勇気ある男「ひなた弁当」山本甲士

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サラリーマンのリストラ、無職、家族の冷たい目、勇気ある男、ひなた弁当、山本甲士

今日ご紹介する本は、山本甲士さんの「ひなた弁当」です。

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「ひなた弁当」は会社をリストラされ途方に暮れる日々から、見事に立ち直る爽快な一冊。

タイトル:ひなた弁当
著者:山本甲士
出版社:中公文庫
出版日:2009年11月
ジャンル:文芸
価格:679円

1963年生まれ。
1996年横溝正史賞優秀作「ノーペイン、ノーゲイン」でデビュー。
「どろ」「巡る女」「わらの人」などを出版しています。

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あらすじ

主人公は誠実だけど不器用な49歳の芦溝良郎。

社内野球大会で常務の頭部へ投球を当ててしまった翌日、27年間勤めた「王崎ホーム」からリストラを宣告されてしまう。

そして出向先として斡旋された人材派遣会社では、仕事をするどころか自分が派遣社員として登録することになり会社にまんまと騙されてしまう。

50歳を目前に会社からリストラされた良郎は、妻や娘からも愛想をつかされ居場所を失う。

リストラに仕組まれた罠を知っても、自信も誇りもない男に立ち上がる気力はなかった。

ある日、出勤しているふりをして立ち寄った近所の公園のベンチで、良郎にひとつのアイディアが閃く。

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どんぐり拾いから始まり、野草を摘み、魚を釣り、その食材を使ったお弁当を公園で販売するようになり、徐々に本来の自分の姿が現れていく良郎。

会社勤めの時とは別人のようで、自分のペースで自分のやりたいことをコツコツこなしていく良郎の活き活きとした姿。

人とのつながりや、他人の優しさに助けられて人は勇気をもらい変わることができるのだと改めて実感しました。

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最後に

リストラされるあたりは、実際多くの人がこのように会社にうまく言いくるめられて首を斬られるんだとリアルな感じが伝わります。
しかし物事はどんどん良い方に動いて、結果的には無理してサラリーマンを続ける道ではなく、自分の本当にあった職業、生きがいが見つかってハッピーエンドで終わってよかったです。

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