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リアルな40代の男性のさまざまな生き様「40 翼ふたたび」石田衣良

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今日ご紹介する本は、石田衣良さんの「40翼ふたたび 」です。

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生きることの困難とその先にある希望を見つめて、リアリティーある同世代を描いた感動長編。

タイトル :40翼ふたたび
著者 :石田衣良
出版社 :講談社
出版日 :2009年2月13日
価格 :679円
ジャンル :文庫

石田衣良(いしだ いら)

1960年3月28日東京都出身。

日本の小説家。

成蹊大学卒業。

代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て1997 年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。

2003年「4TEENフォーティーン」で直木賞受賞。
2006年「眠れぬ真珠」で島清恋愛文学賞をした。
(ウィキペディアより)

あらすじ

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人生の半分が終わってしまった。
それも、いいほうの半分が。

会社を辞めて、投げやりにプロデュース業を始めた喜一・40歳の元を訪れる、四十代の依頼人たち。

だがこの同世代の依頼人との出会いが喜一を変えていきます。

凋落したIT企業社長、やりての銀行マン、引きこもり。

「40歳から始めよう」というキャッチコピーのホームページをみて、やってくる人々ばもちろん40代のいい歳したおじさんばかり。

輝く前半に対比して、行く先々が見えてしまっている後半の生き方が生なましく描かれています。

お金は確かに必要けど、そのためだけに働くのはあまり幸せは感じられない。

しかし日本経済は不景気による人件費削減で、なかなか思ったような職に就けないのが現実です。

今後、生きていくためには益々苦労するであろう老後の自分。

若い時は怖いものなしで、知識がないけれど勢いでぶつかれるけれど、40歳にもなれば社会のさまざまな裏側や先々の不安が目に見えてしまい、後半のほうが人生の重みを感じてしまうような気がします。

特に癌の末期患者拓巳さんの生き様には感動です。

その他のキャストも個性的で面白いです。

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最後に

このストーリーはリアルすぎて、悲壮感がにじみ出ています。
いつもの通り、お人好しの主人公が、少しうまく行きすぎたりする結末だったり、消えゆく命の話だったり石田さんならではのお話。
40代もまだまだいろんなことにチャレンジできるとあらためて考えさせられる内容でした。
こちらも期待を裏切らない一冊だと思います。

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