今日ご紹介するカフェは、ヤワラートにある「Double Dog's Tea Room」（ダブルドックティールーム）です。
場所は中華街ヤワラート大通り沿いにあって、中華大門側から行くと左側にあります。
MRTフアランポーン駅から歩くと20分くらいかかるのでタクシーかバスがおすすめ。
ヤワラート大通りといえば、フカヒレで有名な老舗「和成豊魚翅」（Huasenghong）や、中国人がこぞって押しかけるゴールドショップ「和成興大金行」の看板が目につき、地元の人だけではなく多くの外国人旅行者がここを訪れます。
Thanon YaowaPhanit（ヤオワハニット通り）を過ぎたところに「Double Dog's Tea Room」（ダブルドックティールーム）はあります。
ガラスの扉を開けると、そこは静かな空気が漂う中国式茶館。
店内には中国茶はもちろんのこと、ドラゴンエッグという名前がついた急須や、可愛らしいお花の絵柄の茶器などが販売されています。
この辺は中国式のキッチンツールを扱うお店は多いものの、小洒落た感じのお茶屋さんはヤワラートでは珍しいかも。
また使われている家具もいかにも骨董っぽくて雰囲気たっぷり。
外を行き交う人々はガラス越しに覗いて行ったり、ここを利用するお客さんも西洋人から中国人まで幅広かったです。
メニューは中国語、英語、タイ語表記で、簡潔にまとめられています。
ポットで淹れてくれるお茶は280~350バーツと少々高め。
その他カップで出てくる抹茶ラテも180バーツくらいなので、他のお店より値段はします。
■Shin Lan Tea（90バーツ）
漢字で「春蘭」と書く緑茶。
まずは店員さんが手始めに淹れてくれるのですが、茶器を温めてそのお湯をサッと下に捨ててと、当たり前ですが手馴れていました。
味は今までに飲んだことのない塩気を少し感じる緑茶でした。
お湯の温度も適温で、小さな茶器で飲むお茶は体に染み渡るようでとても美味しかったです。
茶器も可愛らしくて、雰囲気のある写真が撮れました。
■Mizu Shingen Mochi（120バーツ）
木の器に入った瑞々しいMizu Shingen Mochiは、商品名からしてお餅だと思っていましたが、現物は普通の柚子ゼリーです。
これには正直ガッカリさせられました。
しかし、娘には甘くて食べやすかったのか、喜んでパクパク食べていました。
これはあまりおすすめできないかも。
店舗概要
住所 ：406 Yaowarat Rd, Khwaeng Chakkrawat, Khet Samphanthawong, Krung Thep Maha Nakhon 10100
TEL ：086-329-3075
営業時間 ：火〜木 13:00~21:00（土日は22:00まで）
定休日 ：月曜
フェイスブック ： DoubleDogsTeaRoom
アクセス ：MRTフアランポーン駅より徒歩約20分、ヤワラート大通り左側
あとがき
最近ヤワラートも外国人をターゲットにした雰囲気あるお店が増えてきていて、東洋と西洋をミックスさせた独特な世界観が広がっています。
ヤワラートの先には靴や雑貨、アクセパーツなどなんでも揃うサンペーンレーンと、インド人が経営する記事問屋パフラットがあり、中華街といっても広大でなかなか座って休憩できる場所がありません。
なので、まずMRTフアランポーン駅からタクシーでパフラットを目指し、その後サンペーンレーンを通ってヤワラートに戻ってくるルートをおすすめします。
