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人気脚本家がはじめて綴った「昨日のカレー、明日のパン」木皿泉

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人気脚本家、はじめて綴った、昨日のカレー、明日のパン、木皿泉
今日ご紹介する本は、木皿泉さんの「昨日のカレー、明日のパン」です。

タイトル :昨日のカレー、明日のパン
著者 :木皿泉
出版社 :河出書房新社
出版日 :2013年4月19日
Kindle価格 :600円
ジャンル :文学、評論

木皿泉(きざら いずみ)

和泉 務(いずみ つとむ)と妻鹿 年季子(めが ときこ)夫妻の共作ペンネーム。

代表作はテレビドラマ「すいか」「野ブタ。をプロデュース」「セクシーボイスアンドロボ」「Q10」などがあります。

「昨日のカレー、明日のパン」は処女作で、第27回山本周五郎賞候補作、第11回本屋大賞で2位にランクイン。

2014年10月期からNHK BSプレミアムで実写テレビドラマ化されました。

ウィキペディア: 木皿泉

内容紹介

人気脚本家、はじめて綴った、昨日のカレー、明日のパン、木皿泉
悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのか。

7年前、25才という若さであっけなく亡くなってしまった一樹。

結婚からたった2年で遺されてしまった嫁テツコと、一緒に暮らし続ける一樹の父・ギフは、まわりの人々とともにゆるゆると彼の死を受け入れていく。

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なにげない日々の中にちりばめられた、「コトバ」の力がじんわり心にしみてくる作品。

「一樹」と無関係だったいろんな人たちが繋がっていて、偶然というのはないのかもしれないと気づかされる。

そう、この世に生まれて何の心配もなく生きていそうな人たち全員が心の中に「何か」を抱えて生きているのです。

そんな人たちが、小さな勇気とか優しさ、思いやりなどを持って関わり合い、それぞれの場所からゆっくりと再生していく姿に感動しました。

ほのぼのとした小説で、読み終わった後も爽やかさだけが残ります。

最後に

とても優しくて温かい、春先の日だまりのようなお話でした。
著者の独特のテイストが気に入りました。
NHKで放映されたドラマも今度見てみようと思います。

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