レストランや商店に必ず置いてある、カレーパンやサンドイッチは、スリランカではとってもポピュラーな食べ物。
基本はライス&カリーですが、売られているパンのほとんどにカレーがはいっています。
また麺やココナッツのモチモチしたクレープにもカレーを付けて食べます。
キャンディの街中のベーカリーショップ「Delight」は、朝からかいにくる人が多かったです。
ここではパンの他に、とても甘そうな砂糖菓子も沢山ショーケースに並べられていました。
パンの歴史は17世紀にスリランカを支配したオランダのデザート文化と、イギリスパン文化がミックスして今に至ります。
ですから、総菜パンはとても美味しく、日本のカレーパンのルーツともいえます。
カレーパン
定番の一品で、ベジタブルとエッグの2種類があります。
カルカダモンやナツメグなどのスパイスが効いた、ライトなカレーパンです。
日本のカレーパンと比べると、空洞は少なく中はぎっしり具がつまっていて、表面の衣は細かく油っぽさは全くしません。
カレーパイ
しっとりサクサクでとても美味しいパンです。
スリランカではパイもカレーです。
スプリングロールフライ
揚げ餃子のような、香ばしい風味のカレーパン。(一番奥)
パリパリでさっぱりしています。
三角カレーパン
お店によって中のフィッシュカレーや、ベジタブルカレーなど味が異なります。
魚のみをほぐし、マッシュポテト、タマネギ唐辛子と混ぜたものがはいっています。
惣菜パン
購入したのは日本に住んだことがある男性が営むマータラのベーカリーショップ。
一つ一つ説明してくれ、エッグブレッドと、チャイニーズブレッド(タマネギとスパイスの中華炒め)を購入しました。
このお店は中でも地元の人に人気で、他にもコロッケサンドやソーセージパンもありました。
エラワル・ロティー
エラワルとはカレー風味で炒めた野菜のこと。
生地はゴーダンロティーで、中身はフィッシュ、エッグ、ベジタブルがあります。
揚げずに焼いているので、ヘルシーでモチモチした食感が楽しめます。
ロティー
プレーンロティーとエッグロティーの2種類があり、そのまま食べたり、カレーに付けて食べます。
ウルンドゥ・ワラー
ウルンドゥ・ダールという豆を挽いてドーナツのように揚げたもの。
細かく野菜が刻まれて練り込まれており、揚げたては本当に美味しいです。
パリップ・ワデー
レンズ豆などを挽いて、タマネギや唐辛子などを混ぜて揚げたもの。(右側)
スリランカの定番の軽食で、町中で見かけます。
ジャムパン
上にたっぷりの砂糖がまぶされ、中は風味豊かなラズベリージャムが入っています。
最後に
どこのパン屋さんも決まって紙袋に包んでくれますが、実はこの紙、子供の宿題のノートの切れ端なんです。
しかもしっかり採点された状態のものもあり、パンの包装に使っちゃうところがとってもユニークで、素朴な感じがします。
とにかく外れはないので、色々スリランカのパンを試してみて欲しいです。