大分県といえばやはり「地獄めぐり」が有名です。
福岡から高速バスで大分に向かう時、バス会社のカウンターで
「大分県で行った方がいい所はどこですか?」
という失礼な質問に、カウンターのお姉さんはわざわざ上司に確認し、”湯布院は女性向け、別府は男性向け”と回答をいたただきました。
ガイドブック無しでよく来たなときっと思われたと思いますが、とにかくどちらも行くことに決定し、早速博多から大分行きのバスに乗り込むことにしました。
■8つの地獄
海地獄
鬼石坊主地獄
山地獄
かまど地獄
鬼山地獄
白池地獄
血の池地獄
竜巻地獄
時間がない為、有名な「海地獄」と「白池地獄」を巡ることに。
(各カ所一人/400円)
■地獄巡りツアー
全ての地獄を見て回るチケット/2,000円
(別府駅の観光案内所でバスの時刻表や地図が貰え、ガイドさん付きのツアーを申し込むこともできます。)
海地獄
温度:98度
特徴:コバルトブルーの色は硫酸鉄の色。
1200年ほど前に鶴見岳の爆発で出来た地獄。
入って最初に見える池には大きな蓮の葉っぱが浮いています。
昔の言い伝えで、この蓮の葉の上を鬼器用に渡るのだそうです。
また湧いた地獄の湯をこの広い池に流している為、熱帯で育つ蓮は枯れずに育つんだとか。
お盆のイベント期間は、この”大鬼蓮”に20キロ以下の子供が乗る体験ができるそうですよ。
館内には足湯やビニールハウスの植物園もありました。
ちなみに足湯はかなり熱く、皆さん見て素通りしていました。
また売店では、海地獄が味わえる入浴剤”えんまの湯”や、”地獄蒸しプリン”が売られていました。
白池地獄
成分:含ホウ酸食塩泉
温度:95度
特徴:塩化ナトリウムなどが含まれ、色は薄く青みがかった白池。
ここでは温泉を利用してアマゾンの熱帯魚を飼育していました。
ピラニアやピラクルという見たこともない大きな魚も無料で見物できます。
この白池地獄も国指定の名勝になっていましたが、館内も狭くちょっと寂れていて残念な感じでした。
最後に
別府の『地獄巡り』は、広範囲に広がっており、バスや車を使わないと移動できません。
どこの地獄もそれぞれ個性があって面白いですが、夏場にここをまわるのは結構体力を使います。
確かにここは男性向きで、大分に来た記念に立ち寄るといいかもしれませんね。