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映画にもなった、伊坂ワールド第一期を締め括る 「オー!ファーザー 」

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映画、伊坂ワールド、第一期 、オー!ファーザー

今日ご紹介する本は、伊坂幸太郎 さんの 「オー!ファーザー」です。

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人気作家・伊坂幸太郎の作品で、映画にもなった長篇小説です。

タイトル :オー!ファーザー
著者 :伊坂幸太郎
出版社 :新潮社
出版日 :2013年6月26日
価格 :810円
ジャンル :文庫

伊坂幸太郎 (いさか こうたろう)

1971年5月25日千葉県松戸市生まれ。

東北大学文学部に入学。

第25階吉川英治文学新人賞で「アヒルと鴨のコインロッカー」が受賞。

2003年「重力ピエロ」、2004年「チルドレン」「グラスホッパー」、2005年「死神の精度」、2006年「砂漠」で直木賞候補となる。

2008年の第5回に「ゴールデンスランバー」で同賞を受賞。

あらすじ

4人の父親と1人の母親。
そして1人の息子。

高校生の由紀夫(ゆきお)を守る四銃士は、ギャンブル好きに女好き、博学卓識、スポーツ万能。

4人の父親もそれぞれ別の個性を持っていてとても魅力的。

母と息子を愛している点は共通していて、さらに4人とも兄弟のように仲が良くて微笑ましい日常がながれます。

現実にはあり得ない設定ですが、登場人物の誰もがそれなりにその状況を受け入れていて物語は進みます。

この個性溢れる父4に囲まれ、息子が遭遇するは事件ばかり。

映画、伊坂ワールド、第一期 、オー!ファーザー

知事選挙、不登校の野球部員、盗まれた鞄、心中の遺体。

多声的な会話、思想、行動が一つの像を結ぶとき、思いもよらぬ物語が、あなたの眼前に姿を現します。

主人公である由紀夫は他の伊坂作品同様、冷静且つ淡々とした視点で周囲を見ておりある意味4人の父親よりも大人。

父親として何を子どもに教え伝えるのか、ということを考えさせられる場面がいくつもあったのも印象的です。

映画では主人公の由紀夫を岡田将生、4人の父親役を佐野史郎、河原雅彦、村上淳、宮川大輔がコミカルに演じています。

映画、伊坂ワールド、第一期 、オー!ファーザー

最後に

事件も発生し伏線めいたものが散りばめられているのも伊坂さんらしいストーリー構成です。
しかし、いつもより説得力に欠ける結びつけに違和感を感じていましたが、物語のあとがきにこの作品は比較的初期に書かれたものという説明があり納得。

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