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宮沢賢治『雨ニモ負ケズ』遺作のメモから読み取れる、人生の活路とは何か!?

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宮沢賢治、雨にも負けず、遺書、人生

今日ご紹介する本は、有名な宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ』です。

人間は短い人生の中で、痛めつけられたり、疎んじられたり、軽んじられたり、はたまた初志を貫くことができず頓挫して、自分の向かうべき道が分からなくなり、その人自身がもって生まれた持ち味が埋れてしまうことがあります。

そんな時私がいつも読み返すのが、この宮沢賢治の本です。

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宮沢賢治の没後に発見された、”遺作のメモ”から己の人生を考える

宮沢賢治、雨にも負けず

『雨ニモ負ケズ』

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ

ミンナニデクノボートヨバレ※
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

※デクノボー

木偶の坊(でくのぼう)は、平安時代の「くぐつ」という木彫りの操り人形のこと。
木の人形を無能な人に喩え、操り人形、役立たず、気のきかない人のことをそう呼ぶようになりました。

自分という存在はただ独り在るがゆえに尊い。

他人と比べて悲観したり、愉悦感に浸っても意味がないこと。
自分が持って生まれたものを工夫して活路を見出すしかないのです。

私たちは様々な情報に押し流されながら、自分の価値やこの世に生まれてきた意味を度々考え壁に打ち当たる。

その重圧に耐えられない人は命を落としたり、宗教まがいの集団に頼らざるえなくなってしまう。

宮沢賢治、雨にも負けず、遺書、人生

しかし、どの人にも平等に幸せも苦しみも分け与えられているのです。
だから腐ることなく、めげることなく倦むことなく、コツコツと努力していかなければならない。

決してまわりに惑わされてはならない。
そして過去を振り返り未練をもってはならない。

初心に戻り、もう1度自分を見つめ直してみる。
信じるのは自分の心のみ。
自分を信じ、育むことで再び自分らしさが輝き出すはずです。

最後に

この有名な宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ』はの文章は、とてもシンプルで人間本来の自然の姿だと思います。
誰しも完璧な人はおらず、人生並みあり谷ありで、次々と難は訪れます。
そんな時にこの詩を読むと心が自然と穏やかになり、もう一度自分の原点に戻れるのです。

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