マレーシアは他民族国家で、マレー系、中華系、インド系、アラビック系の人がクアラルンプールに集中して生活をしています。
宗教の違いで、争いが起こらないのが不思議なくらい、他宗教の人と同じ職場で働いています。
それでも中学くらいまでは、それぞれの宗教の学校に通っているようです。
ムスリムの食事法
豚肉やアルコールが禁忌という特有の事情に配慮し、豚肉を使わない料理はもちろん、アルコールを含むみりんや酢などは一切使わない、イスラム教徒向けの「ハラル」を意識したお店もある。
個人的にイスラム建築にとても興味があり、イスラム美術館に行ってきました。
Islamic Arts Museum/イスラム美術館
住所:Jalan Lembah Perdana, Kuala Lumpur 50480, Malaysia
TEL:603-2274-2020
入場料:12リンギット
時間:10:00~18:00
1階 イスラムの現代アートとショップ、レストラン
2階 世界のイスラム寺院のミニチュアとコーランの書物、武器や小物
3階 食器、衣類、生活雑貨
このような古いコーランの書物が、沢山展示されていました。
モスクを彩るタイル画は色鮮やかです。
美術館を下った所に無料で見学できる国立モスクがあります。
モスクのイメージはドーム型かと思いきや、ギザギザの屋根だったので、最初モスクだとは思いませんでした。
National Mosque (Masjid Negara)/マレーシア国立モスク
住所:Jln. Sultan Hishamuddin, Kuala Lumpur, Malaysia
入場料:無料
女性はスカーフやアバヤを貸してもらえます。
礼拝堂の中までは入ることができませんが、イスラムの祈りの場を実際に見ることができるのは貴重だと思います。
Masjid Jamek/マスジット ジャメック
住所:Jalan Tun Perak
入場料:不明
チャイナタウンから電車でKLCCまで乗った途中に見えたモスク。
時刻は20:00頃でしたが、熱心にお祈りしている人が見えました。
最後に
世界のモスクの模型はよく出来ていて、規模が大きいモスクはアラビアでした。
中国やウズベキスタンなども珍しく、インドのタージマハルも綺麗でした。
また沢山のコーランの書物が展示されていて、ここは世界的の珍しい美術館だと思います。
気になったのは写真NGと書かれていますが、みんな写真を撮っていて、監視するフタッフもいませんでした。
モスクの見学は女性は入れないと思っていましたが、無料でアバヤを貸してくれて、貴重な体験ができました。
なかなか日本ではイスラムに触れることがないですが、様々なイスラム建築やモザイク画が展示されているので、興味がある人は是非訪れてみてはいかがでしょうか。