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女性の半生を深く描いた「私という運命について」白石一文

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女性の半生、描く、私という運命について、白石一文
今日ご紹介する本は、白石一文さんの「私という運命について」です。
タイトル :私という運命について
著者 :白石一文
出版社 : 角川書店
出版日 :2013年6月25日
Kindle価格 :684円
ジャンル :文庫

白石一文(しらいし かずふみ)

1958年8月27日福岡県生まれ。
父は直木賞作家の白石一郎。
双子の弟は小説家の白石文郎。
2010年「ほかならぬ人へ」で直木賞を受賞。
初の親子二代での受賞となった。
ウィキペディアより: 白石一文

内容紹介

女性の半生、描く、私という運命について、白石一文
大手企業に勤務するキャリア女性・冬木亜紀の29歳から40歳までの“揺れる10年”を描き、「運命」の不可思議とその根源的意味を鮮やかに描いた書き下ろし900枚、待望の刊行。
亜紀が、かつて恋人からのプロポーズを断った際、相手の母親から貰った一通の手紙。

女性にとって、恋愛、結婚、出産、家族、そして運命とは。

女性を取り囲む人生の転機を主人公だけではなく、周りの女性を含めて丁寧に描いた作品です。
世の中にはどうしようもないものが多々ある。
それに翻弄されながらも、結局人は日々を一生懸命生きて行くしか道はないのだと気づかせてくれます。
人は何のために生きるのか、何のために働くのかなど、登場人物と共に考えながら読ませてくれる本です。

あとがき

個人的な感想ですが、登場人物全てがエリートで裕福過ぎるのが腑に落ちなかったです。
生活水準が高すぎてあまり感情移入できず、ただ先に読み進めていた気がします。

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