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家族とは何かを問う「パーフェクトファミリー」菅 知香

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家族とは何、問う、パーフェクトファミリー、菅 知香

今日ご紹介する本は、菅 知香さんの「パーフェクトファミリー」です。

タイトル :パーフェクトファミリー
著者 :菅 知香
出版社 : 小学館
出版日 :2014年10月12日
Kindle価格 :669円
ジャンル :文芸、推理

菅知香(かん ちか)

1975年東京生まれ。

短大卒業後、会社員を経て、作家デビュー。

2009年「グッドドリームズ」を出版。

ラジオ、ドラマ、映画の世界でも活躍しています。

ウィキペディア: 菅知香

内容紹介

家族とは何、問う、パーフェクトファミリー、菅 知香
多摩南児童相談所職員・国枝夏希は、実母と継父からの虐待が疑われる少年、木村雅実を担当していた。

再び虐待が疑われる通報を受けて雅実の家を訪れた夏希は、母親の話と現在の家庭環境から、虐待の可能性は薄いと判断。

しかし後日、雅実本人と会った夏希は、雅実の言動にどこか違和感をもつ。

その頃、全く別の場所で江戸川区在住の主婦・日下部悦子は夫とともに、神恵光と名乗る若者から、

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「パーフェクトファミリー」という養子縁組システムに関する説明を受けていた。

そんな折、木村雅実が行方不明になる。

捜査に関わる調布東署には、警視庁刑事部捜査一課から末次紀夫という一風変わったキレモノと評判の男が赴任。

末次は、東署の昔気質の警察職員・横田義之とともに、木村雅実の事件を含む、5件の小学生行方不明未解決事件の捜査にあたることとなった。

独自の視点で木村雅実と彼をとりまく人間関係を明らかにしていく末次。

その中で彼は、国枝夏希の過去に、小学生行方不明事件のルートを見出す。
家族とは何、問う、パーフェクトファミリー、菅 知香

そして、物語は思わぬ方向に展開していく。

不完全な家族形態の中で理不尽な扱いを受けつつも、自力では脱出できず、もがき続ける子供達。

読んでいると心がぎゅっと締め付けられる感じに襲われます。

しかしここに出てくる子供たちの健気さは力強く、何度も目頭が熱くなります。

その点、親は心が弱く、自分のことしか見えていない哀れな人ばかりで呆れてしまいます。

こういう作品を読んで自分も子供が尊敬するような親にならなければと考えさせられます。

あとがき

最近よくニュースで報道される幼児虐待問題。
この本の内容は奥深く、過去と現在が重くのしかかってくるようなストーリーで、読んでいて引き込まれます。
何度でも読み返したくなる素晴らしい作品です。
子供を持つ親には是非この本を手にとってもらいたいです。

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