「M世代」
1980年代半ばから2003年の間に生まれた世代を指す言葉。
いわゆるデジタルネイティブであり、社会のあり方を変容させる世代とも言えます。
そんなミレニアル世代をターゲットにした、新たなブランドがH&Mから登場することに。
上質なものにフォーカスした「Arket」をローンチしてわずか数カ月で、2018年早々「Nyden」を加えると発表。
Harpers Bazaar: H&Mの手頃な新ラグジュアリーブランド「Nyden」とは?
オンラインショップ限定
(この写真は、ホームページからお借りしました)
「Nyden」のブランド名は、スウェーデン語の“new”と“ it”と組み合わせた造語。
このブランドは機能的で長期的な北欧伝統のデザインにフォーカスしたプレタポルテアイテムを展開する予定なんだとか。
メンズウェア・ウィメンズウェア・ルームウェアと他ブランドのセレクトアイテムを、全てオンラインポップアップ用のレーベルで販売し、ミレニアルズ用の限定版として高価な価格設定でリリースされます。
M世代向けのブランドの変化
(この写真は、ホームページからお借りしました)
これまで「アフォーダブル・ラグジュアリー」つまり、「手頃ばラグジュアリー」がファストファッション業界ではお馴染みになっていました。
しかし、「Nyden」はトレンドを追わず、伝統的なファッションカレンダーにも追従しないのが特徴。
「Nyden」は、ミレニアム世代の人が ”こんなものが世の中にあってほしい” と思う服をリーダーに“共同クリエイト”していきます。
まず第一弾は、スウェーデンの女優ノオミ・ラパスとタトゥーアーティストのドクター・フーがリーダーになります。
ノオミ・ラパスは「ミレニアム・ドラゴン・タトゥーの女」や「シャーロック・ホームズシャドウゲーム」にも出演したスウェーデンでは有名な女優さんです。
“Netocrat”にアピール
(この写真は、ホームページからお借りしました)
世界中のインフルエンサーたちはロサンジェルスのラボにアクセスでき、未承認の原材料を吟味し、商品は起案から3、4週間で顧客にスピーティーに提供できるシステム。
顧客が望むものをスピーディーに製作し、オンラインやファッションイベントで限定販売するやり方は、従来のファストファッションとは一線を画するもの。
つまり宣伝党は次世代の若者”Netocrat”というわけ。
それほど現代のSNSの拡散力が強いということですね。
最後に
はっきりとしたアイテムが出来上がっているわけではありませんが、ざっくりした内容を読んだだけでもワクワクさせるような仕組みになっていますよね。
「Nyden」は、ポップアップイベント限定で販売される予定で、今後のニュースに注目が高まります。