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品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」が、令和4年5月1日(日)に戸越公園内にオープンしました。
戸越公園の豊かな自然や体感を重視した展示物をはじめ、環境を楽しみながら学ぶことができる施設です。
「エコルとごし」は、未来をつくる子どもたちを中心として多くの方が、体験を通じて、環境を楽しみながら学ぶことで、環境保全活動の輪を広げる新たな施設で、施設のキャッチコピーは“つなぐ つづける つくりだす ～エコなミライへ～。
2018年に品川区環境基本計画が発表され、待ちに待ったオープン。
建物は、戸越公園の管理事務所跡に新設。
3階
3階の映像展示室は、床を含めた4面スクリーンにプロジェクションマッピングを投影。
・未就学児向け「いきものタッチ」
・小学生以上を対象に暮らしのなかでできることを学ぶ「バランスプラネット」
それぞれ投影時間は約20分間。
「いきものタッチ」は、映像の中の生き物たちにタッチするとその生き物が動く仕組みになっています。
「バランスプラネット」は、この特殊なリストバンドをつけて、映像を見ながらエコについて考えます。
小学生向けですが、小さなお子様も体験できます。
常設展示室は「トイカケのジカン」と題して、1秒、1日、1年、10年にそれぞれ環境を変化させる行動や課題を体験型の展示やパネルで解説。
反対側には講座やワークショップに利用できる多目的スペースも備えています。
メッセージ展示室では、100年後の未来についてバナナペーパーに書いて専用ボックスに入れると、壁に掲示される仕組みになっていて、こちらはいつでも自由に使えます。
2階
2階は2箇所の展示室があります。
自治会などで利用できる地域交流室と、地域ボランティア団体向けのボランティア室がありました。
1階
1階のエントランスには「見える化モニター」を設置。
発電や地熱利用の状況を知らせます。
58席を設ける開放的なコミュニティラウンジ。
壁面は木を張り合わせていて、新しい木材の香りが心地よいです。
また全面が不ガラス張りになっているので、夏場でも室内から森林浴が楽しめそう。
奥にはキッズスペースがあり0歳から3歳までのお子様が自由に遊ぶことができます。
ここでは靴を脱いで利用します。
木製のおままごとセット、魚釣りセット、壁一面がクッション性のあるオモチャやマグネットになっています。
エネルギー量の削減
また、環境に配慮した取り組みにより、都内の公共建築物で初の「Nearly ZEB（ニアリーゼブ）」認証を取得したのだとか。
「Nearly ZEB」は4段階中、上から2番目のランクで、同施設では91％のエネルギー量の削減を見込んでいるそうです。
■住所 ：東京都品川区豊町２丁目１−３０
■Tel ：03-6451-3411
■営業時間 ：7:00～21:30
■貸室 ：9:00～21:30
■映像展示室、常設展示室、キッズスペース ：9:00〜18:00
■定休日 ：毎月第4月曜
■Webサイト ： エコルとごし
■アクセス ：東急大井町線 戸越公園駅・下神明駅より徒歩7分
都営浅草線 戸越駅より徒歩12分
東急池上線 戸越銀座駅より徒歩15分
あとがき
歴史ある自然豊かな立地にあり、登録なしで人数制限なし利用できるのが嬉しいです。
外には小さなローラー滑り台もあって、行列ができるほど人気です。
木々などの自然を見ながら環境について改めて考え直してみたいと思います。
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