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婚約解消、どん底から立ち上がるまでの痛快ストーリー「太陽のパスタ、豆のスープ 」宮下奈

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婚約解消、どん底から立ち上がるまで、痛快ストーリー、太陽のパスタ、豆のスープ、宮下奈都

今日ご紹介する本は、宮下奈都さんの 「太陽のパスタ、豆のスープ」です。

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自分の気持ちに正直に生きたいと願う、全ての女性に贈る感動の物語です。

タイトル:太陽のパスタ、豆のスープ
著者:宮下奈都
出版社:集英社
出版日:2013年1月18日
価格:540円
ジャンル:文庫

宮下奈都 (みやした なつ)

日本の小説家。
福井県生まれ。
福井県立高志高等学校卒業。
上智大学文学部哲学科卒業。

2004年3人目の子供を妊娠中に執筆した「静かな雨」が第98回文學界新人賞佳作に入選し、小説家デビューします。
2010年「よろこびの歌」が第26回坪田譲治文学賞の候補となる。
(ウィキペディアより)

あらすじ

結婚式直前に婚約を解消された明日羽(あすわ)。

傷心の彼女に叔母のロッカさんが提案したのは、やりたいことリスト名付けて“ドリフターズ・リスト”(やりたいことリスト)の作成だった。

なんでもいいからやりたいこと欲しいもの楽しいことを書いて、それをひとつずつ実現させるリストだ。

・好きなものを好きなだけ食べる
・髪を切る
・ひっこし
・おみこし
・たまのこし

リストは、家族や幼なじみの京ちゃん、同僚の郁ちゃんと会話することで次第に変化していきます。

・きれいになる
・鍋を買う
・毎日ごはんを作る

項目をひとつずつ実現させてゆく間に、明日羽の気持ちはしだいに変化していく。

自らの気持ちに正直に生きたいと願う全ての人々におくる感動の物語。

自分はこれまで悔いなく過ごしてきたか。

相手の意見やその場の空気に流されていなかっただろうか。

当たり前だった日常の中に、大切な物がたくさん隠れていたことに気がつきます。

明日羽(あすわ)を見守ってくれている家族、そして叔母や、友人たちに囲まれています。

そんなみんなの思いやりと、さりげない手の差し伸べ方がとても温かくて、こんな人たちに囲まれていたら辛いことがあっても、どうにか乗り越えられそうと感じました。

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この本の主人公は失恋を経験していますが、その他にも仕事、友人、家族であったり、誰にでも人とのわだかまりは多少にかかわらすあると思います。

ある日突然、何かをきっかけにボロボロと崩れていく時があります。

その瞬間ふと私は何も持っていなかった、今まで一体何をしてきたんだろうという気持ちに駆られます。

傷つくことは、とてもつらい。

でも、 傷つかなければ見えないもの、 手に入らないものもあります。

それが自分を救う、自分を変えるチャンスになるのです。

女性にとってよくある悩みや葛藤が多く出てきて、共感できる箇所もありました。

それとタイトルにも使われている豆のスープは読んでいて飲みたくなります。

最後に

失意のどん底にいる彼女。
泥沼から這い上がろうと必死にもがく姿は、誰でも一度くらいは経験していると思います。
この本は、自分の心を見つめ直すことで少しずつ成長してゆく姿が描かれています。
何かに傷ついて、何を頑張って、どう進めばいいかわからない方はぜひ読んでみてください。
きっと元気がもらえるはずです。

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