雲南省は山々に囲まれ、寒い時だと零下になるくらい寒いですが、標高が高いため、日が差し込むとカラッと乾燥し、半袖のTシャツでも過ごせるくらい温度が上がる場所です。
また牧畜が盛んなため、特産物の一つに乳製品が挙げられます。
それらは町のスーパーマーケット、売店、飲食店、屋台で購入可能です。
▪️雲南省の乳製品
・牛乳
・ヨーグルト
・飲むヨーグルト
・乳酸菌飲料
・アイスクリーム
・チーズなど
アイスクリーム(3元〜)
5種類のアイスクリームを買いましたが、どれもなかなかのお味。
小さな修行僧もお勤めの後に、売店でアイスを購入していました。
ヨーグルト(2.5元〜)
ヨーグルトを買うとストローが必ずついてきて、吸うように食べるのが雲南流のようです。
ヨーグルトの状態はサラサラしており、食べるというより飲む方が適しているのがわかります。
どれも加糖なのが残念でしたが、普通に美味しいかったです。
牛酸乃飲(5元)
どこの町でも一番人気があった、ヨーグルトドリンク。
飲見終わったら店先に置いて帰ると、その店でどれくらい売れているのかがわかります。
麗江味道(5元)
どのヨーグルトも加糖で、プレーン、ストロベリー、赤い実のようなフレーバーがあります。
この「麗江味道」は名前を変えて、大理では「大理味道」の名で販売されていました。
大理牧場(10元)
麗江の小さな売店で購入しましたが、倍の金額をとられました。
味は他の2つと比べると、「牛酸乃飲」が一番美味しかったです。
烤乳扇(5元)
乾燥させたペラペラのチーズを炭火でかるく焼いて、特製のタレをつけて割り箸に巻き取って完成。
最初はチーズと知らずに食べたので、今まで食べたことのないような味?と首を傾げていましたが、ミルクの風味が鼻をつき、これが雲南のチーズだということに気がつきました。
特製ダレは砂糖と油のような味で、タレをつけないほうが美味しいかもしれません。
この「烤乳扇」というペーパータイプのチーズは、主に大理古城内の屋台で食べることができます。
最後に
雲南の山へ向かうほど、放牧されているのは断然牛よりもヤクの方が多く、シャングリラなどの田舎町ではヤクのミルクで作ったバターは料理やお茶にも使われています。
雲南で食べるどの乳製品も、日本で食べるものより濃厚で口にした瞬間そのままのミルクの独特な味が口の中に広がります。
また価格も手ごろなので、訪れた時には是非試してみてほしい一品です。