今日ご紹介するお店は中華料理レストラン「Hong Teong Long(ホントンロン)」です。
中国においても、地方ごとに食材も異なり、調理法や味付けも地域差が大きいですが、中でも日本人に馴染みがある上海料理のお店をご紹介します。
場所はシーロムのスリウォン通りをまっすぐ西に進み、ラーメン「山小屋」を通り過ぎたところを左に曲がります。
奥にはタイのローカルマーケットやコンビニがあり、目の前は「ビーマンバングラデシュエアライン」のオフィスがはいったテナントビルがあります。
お店の名前は「紅燈籠(ホントンロン)」 。
店内は薄暗く、いかにも中国っぽい雰囲気のお店ですが、よくフリーペーパーにも載っている、あるものが名物のお店です。
その名物料理というのが、上海小籠包(焼き小籠包)です。
ここの店員さんも中国人っぽい方で、タイ人とはちがう距離感が楽でいいです。
うちの娘が騒いでいると、女性スタッフが静かに寄ってきて、食べ終わるまで抱っこして相手をしてくれて本当に助かりました。
途中で店内にはいってきたのは中国人男性3人。
タイ人や西洋人はあまり来なそうな、現地人に愛される馴染みの中華レストランといった感じです。
■上海小籠包(10個/100バーツ)
生地から作っているのか、焼きあがるまで30分ほど時間がかかりました。
生地は分厚く、丸く包んで下で絞って焼き上げている感じでした。
箸をいれると、予想通り肉汁がドバッとでてきて、表面はパリパリ、中はしっとりジューシーな小籠包です。
まるで本場の肉まんをそのままあげたような、食べ応えがあります。
餡はクセがなく、ニンニクやショウガなど余計なものは入っていなかったです。
■ニラ入り水餃子(50バーツ)
生地が分厚く、ぷりぷりとした食感のニラ入り餃子。
水餃子はニラか白菜が選べます。
小籠包とは違ったお肉が使われ、日本人の舌に合う病みつきになる水餃子です。
価格は50バーツとびっくりするような値段で、この水餃子は外せない一品です。
■ジャージャー麺(50バーツ)
麺は小麦粉を使った、うどんのような中太麺が使われ、その上にたっぷりの肉味噌がのっています。
濃厚な肉味噌と唐辛子の辛さがクセになる味をしています。
お肉は豚肉と豚の血を固めたゼリーが細かく刻まれたものがミックスされていました。
一見グロテスクですが、タイでは定番の食材で、味は本場の味に近かったです。
■チキンの山椒炒め(150バーツ)
メニューに載っていた写真と若干異なりますが、フライドされたチキンの味は美味しいです。
それにしても山椒と唐辛子の辛さに加え、塩がかかり過ぎてとにかくしょっぱかったです。
これで味付けが薄かったら完璧です。
■店舗概要
住所 :149/16 Surawong Rd, Surawong
TEL :02-238-3379
営業時間 :11:30~翌4:00
定休日 :なし
ホームページ :https://www.facebook.com/hongteonglongth/(フェイスブック)
アクセス :BTSサラデーン駅、BTSチョンノンシー駅下車徒歩各15分。スリウォン通りを1本入った路地にあります。
最後に
日本でも上海小籠包を食べたことがありますが、こちらの方が生地やお肉が本格的な気がします。
メニューは種類豊富で、値段は全体的でリーズナブルです。
お店は清潔とは言えませんが、毎週来てもいいくらいコストパフォーマンスが高く、おすすめの一つです。