いまだアメリカを中心にトレンドになっているキーワードが「アスレジャー」という言葉。
アスレチック(競技)とレジャー(余暇)を掛け合わせて「アスレジャー」。
スポーツジムやヨガスタジオで着るスポーツウェアを普段着として着用するファッションスタイルのことを言います。
このアスレジャーブームに乗って、パフォーマンス・シューズよりも
ライフスタイル・シューズが好まれる傾向が続いています。
ブームの発端は米国
数年前まではハイヒールをセクシーさに注目していたアメリカ人も、最近では多くの女性がカジュアルな服装を好み、フラットな靴を履いています。
そして、この傾向はセレブたちにも影響しています。
トップモデルやハリウッド女優なども履き心地の悪い靴を身に付けることに疲れ始めているのです。
人気のスニーカーはやはりナイキ
ここ数年で売り上げを伸ばしているのがナイキのスニーカー。
一番人気はナイキ「タンジュン(Tanjun)」。
その次に「エアジョーダン11 ロー(Jordan XI Low)」や「エアジョーダン1 ハイ オージー(Jordan 1 High OG)」、「エア マックス270(Air Max 270)」などに人気が集まっています。
足に優しい靴選び
ハイヒールの売り上げ減少の背景には、女性たちが男性にセクシーさをアピールするより、自身のための装いを選んでいることから、相次ぐセクシャル・ハラスメントの報告や「#MeToo」の影響が少なからずありそう。
コンプレックスだったり、男性の目を意識してフットウェアを選ぶのはそろそろ辞めにしませんか?
確かにハイヒールは脚を長くきれいに魅せてくれる美脚アイテムですが、足にはかなりの負担がかかっています。
むくみ、靴づれ、マメ、そのまま放っておくとO脚やX脚の原因にもなりかねません。
最近では人気ファッションブランドとのコラボしたアイテムや、限定アイテムといったスニーカーも高値で取引されているようです。
あとがき
女性たちがよりカジュアルで履き心地の良いフットウェアを求めていることから、アスレジャーの流行が続いています。
2020年の東京オリンピックを控え、アスレジャーブームがいつまで続くかはインフルエンサーがアップするインスタ次第とも言えます。