格安航空会社(LCC)が日本に参入してからおよそ3年が経ちますが、まだまだ正規のエアラインに比べて不備が目立つ気がします。
今回予約した「エアアジアX」もメンテナンスの不備で往路便が欠航になり、やむなく翌日の便に変更せざるおえなくなってしまいました。
飛行機の欠航は出発の8時間前にメールで届いていましたが、知らずに成田空港に集まってしまった人たちは、チェックインカウンターで状況説明を受け、翌日の午前と午後の便に振替となり、この日は「エアアジアX」が抑えたホテルに宿泊することになりました。
エアアジアXの対応
・東武ホテルに無料で宿泊
・バスで送迎あり
・朝、晩食事付き
・代替機は2通りから選べます
・機内食あり
※上記の内容は状況により異なることがあります。
今回用意されたホテルは「東武ホテル」で、もちろん空港までの送迎付きです。
ホテルに着くと、欠航や遅延のためにこのホテルに宿泊するのは「エアアジアX」以外にも2社ありました。
部屋は清潔で広く、必要最低限のアメニティーも揃っています。
またホテル内はフリーWiFiが使えるので、とても助かりました。
夕食と、朝食はどちらもインターナショナルビュッフェです。
翌日の代替え機は「エアバスXJ 」の成田9:15発のバンコク(ドンムアン)行きです。
2時間前の7:00にチェックインを済ませ、ここからは通常通り税関と出国の順でゲートまで進みます。
成田第3ターミナルができ、これまでモノレールで走っていた部分が全て通路とショップに新しく生まれ変わりました。
ナチュラルカラーで統一され、フリーWiFiはもちろん、充電できるスペースも多くありました。
飛行機は復路と同じく3列シートで、ほぼ満員でした。
通常LCCでは機内食は有料ですが、今回のトラブルで無料でご飯と飲み物がついてきました。
機内食(価格は180バーツ〜)
・タイ風焼きそば(パッタイ)
・チキンのバジル炒め
・チキンビリヤーニ
・スパイシーチキン
・サーロインビーフのごま油炒め
・照り焼きチキン
・グリルポークなど
ドリンクは通常60バーツからミネラルウォータ、コーヒー、ジュース類が購入可能です。
復路、往路ともに揺れが激しく、一時乗客の中からざわめきが起こっていました。
バンコク到着はタイ時間で13:55。
むしろ深夜到着よりこちらのほうが体的に楽だったので、結果的に良かったです。
最後に
今まで様々な飛行機に乗ってきましたが、欠航になったのは今回が初めてで、「エアアジアX」がどのような対応をするのかとても興味がありました。
しかし正規エアラインと同じようにホテルや送迎、食事面を全てをカバーしてくれたことにとても驚きました。
LCCはまだまだ遅延や欠航が目立ちますが、事故に繋がるくらいなら欠航にして安全な状態で登場させるのが当たりませで、まわりで怒りを露わにする人はいませんでした。