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しっとりと心に染み渡るストーリー「萩を揺らす雨」吉永 南央

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心に染み渡る、ストーリー、萩を揺らす雨、吉永 南央
今日ご紹介する本は、吉永 南央さんの 「萩を揺らす雨」です。
タイトル :萩を揺らす雨
著者 :吉永 南央
出版社 : 文藝春秋
出版日 :2011年4月8日
価格 :673円
ジャンル :文庫

吉永 南央 (よしなが なお)

1964年埼玉県生まれ。
群馬県立女子大学卒業。
2004年、「紅雲町のお草」で、第43回オール讀物推理小説新人賞を受賞。
その他「名もなき花」「糸切り」「その日まで」「ひるまの星」「花ひいらぎの街角」など多数出版。
ウィキペディア: 吉永南央

内容紹介

心に染み渡る、ストーリー、萩を揺らす雨、吉永 南央
観音さまが見下ろす街で、コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営む気丈なおばあさん、杉浦草。
人々を温かく見守り続ける彼女は、無料のコーヒーを目当てに訪れる常連たちとの会話がきっかけで、街で起きた小さな事件の存在に気づく。
オール讀物推理小説新人賞受賞のデビュー作を含む

「日常の謎」を解く連作短編集。

古民家を改装したコーヒー豆と和食器のお店を営んでいて、こんなお店が近くにあったら自分も通っているだろうなと思いました。
ちょっとお節介なお草さん。
凜と背筋はのびているけれど、ひかえめで優しくてみんなの人の心の拠り所のような人柄。
そんなお草さんが解決していく事件はちょっと重いテーマで意外性もあります。
美味しいコーヒーを飲みながら、じっくり読みたい一冊です。

あとがき

凛としていて心優しいお草さんのキャラクターが良かったです。
読み終わった後は、爽やかな読後感が残り他のシリーズも読んでみようという気になります。

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