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コラム

第25回"吉川英治文学新人賞受賞作"「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂孝太郎

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第25回、吉川英治文学新人賞、受賞作、アヒルと鴨のコインロッカー、伊坂孝太郎

今日ご紹介する本は、伊坂孝太郎の「アヒルと鴨のコインロッカー」です。

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四散した断片が描き出す物語の全体像が謎を呼ぶ、清冽なミステリ作品。

タイトル:アヒルと鴨のコインロッカー
著者:伊坂孝太郎
出版社:創元推理文庫
出版日:2006年12月21日
価格:700円
ジャンル:文芸

伊坂孝太郎(いさか こうたろう)

1971年5月25日千葉県松戸市生まれ。

日本の小説家。

東北大学法学部卒業。

2000年「オーデュボンの祈り」で、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。

2002年刊行の 「ラッシュライフ」が各紙誌で絶賛され、好評を博す。

2003年に発表した「重力ピエロ」で、1970年代生れとしては、初の直木賞の候補となる。

2004年「アヒルと鴨のコインロッカー」で吉川英治文学新人賞受賞。

2008年「ゴールデンスランバー」で第5回本屋大賞と山本周五郎賞を受賞した。
(ウィキペディアより)

あらすじ

「一緒に本屋を襲わないか」大学入学のため田舎から引越してきた途端、悪魔めいた長身の美青年(河崎)から書店強盗を持ち掛けられた僕(椎名)。

その標的は、たった一冊の広辞苑。

「現在」と「2年前」が平行してストーリーが展開します。

数々の伏線が綿密に張り巡らせれ、徐々に説かれていくていくところは、「さすが」の一言で、現在と2年前がつながる瞬間はトリハダものですのです。

主人公の設定である椎名が、物語の途中参加者であるところも、ちょっと変わっていて面白いです。

第25回、吉川英治文学新人賞、受賞作、アヒルと鴨のコインロッカー、伊坂孝太郎

初めのころは波がなく、淡々と日常を書き綴っていて、はっきりいってつまらない本だなと思いましたが、週番に差し掛かり徐々にストーリーが立体的にみえてきます。

最後は推理小説ののような感覚で、読み終わった後に爽快感を感じました。

また機会があれば、伊坂孝太郎さんの作品を読んでみたいと思います。

2007年に映画化作品が公開されていて、映画版も気になります。

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最後に

第25回吉川英治文学新人賞受賞という肩書に惹かれて購入。
表紙はほのぼのとした感じが伊坂孝太郎さんらしくて、好感を覚えます。
タイトルを見ただけではどのようなストーリーなのか全く読めず、現代的なタイトルのつけ方だと思います。
現在と過去のストーリーが交互に相関しながら描かれる構成はありがちだけど、決して安っぽくない文体に著者の才能が感じられます。

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